権田、細部にも「さらにこだわりたい」（8月29日）
FC東京は29日、小平グラウンドでアウェーの広島戦（31日・Eスタ）に向けて調整した。前日の鳥栖戦の先発組と控え組に分かれてトレーニングを行った。鳥栖戦で1005日ぶりとなる今季初ゴールを挙げた平山は、中2日の広島戦に向けて「チームとして誰が出ても東京のサッカーを見せなければいけない」と意気込んだ。
また、この日、グアテマラ代表（9月6日・長居）と、ガーナ代表（9月10日・横浜）との親善試合に臨む日本代表メンバーが発表され、森重と、権田が選出された。
権田は「広島も甲府に敗れているし、どこが勝ってもおかしくないのが今のJ1リーグ。失点した場面で、クロスを簡単に上げさせないようにするだとか、少しのところが勝敗を分ける。僕が昨日の3失点中、1本、もしくは2本止めていれば、違った結果となった。それを防ぐことにもこだわりたい」とさらなるレベルアップを誓っていた。
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北斗、287日ぶりの遠征メンバー入り（8月30日）
FC東京は30日、小平グラウンドで広島戦(31日・Eスタ)に向けた前日練習を行った。ミニゲームやセットプレーの練習を約1時間半行って、試合会場の広島に移動した。
中村が昨年11月17日の神戸戦以来となる遠征メンバー入りを果たした。右膝内側半月板損傷から復帰した中村は、「そろそろ(メンバーに)入るモードでやっていた。今回入るとは思っていなかったが、驚きもなかった。心の準備はできていた」と話した。
対戦相手の広島は「3-4-2-1」の変則システム。この日の練習では、相手を想定し、同じフォーメーションでのミニゲームなどが行われた。中村は「これまでも広島戦や浦和戦で3バックはやってきた。こちらも同じシステムにすれば、ほぼマンツーマンになるので、はっきりする。相手との走り合いになると思うが、それは自分が得意というか、やってなくてもできること」と、近づく287日ぶりの復帰戦を前に自信をのぞかせた。
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千真が同学年対決制し「違いを見せる」（9月3日）
FC東京は3日、小平グラウンドで練習を再開した。2日間のオフ明けで、この日は2部練習となり、午前は軽いランニングで調整し、午後は対人練習中心のメニューが組まれた。午後練習の途中では徳永が左膝を痛めて練習を外れたが、本人は「大丈夫です」と軽傷を強調していた。
7日の天皇杯2回戦で、横河武蔵野FC（JFL）と再び対戦することが決定。昨シーズンも対戦したが、0-1で屈辱的な敗退を味わった。その因縁深い相手との再戦に、千真は「去年負けているので、楽しみたいなんて言えない。必ず結果を残したい」と語った。
昨年の対戦で約35メートルの直接FK弾で決勝点を奪い、番狂わせの殊勲者となった相手MF岩田と、千真は早大同期で今でも食事に行く仲だという。
「（岩田は）サッカーが好きで仕事をしながらもやっている。その気持ちは見習うところがあるけど、プロとして違いを見せなければいけない。もう言い訳なんてできない」。千真が同学年対決を制し、東京を3回戦進出へと導く。
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松田、充実の日々で手応えつかんだ（9月4日）
Jリーグ・JFA特別指定選手としてFC東京に帯同している松田陸は4日、4月から練習参加したここまでの期間を振り返った。8日からは、びわこ成蹊大へと戻ってプレーする。
「楽しかったということが大きい。大学で味わえないプレーを間近で見ることができたし、成長できたと思う。プレッシャーが速いし、大学に戻ってプレーしたときはプレッシャーを感じなかった。1回もベンチには入れなかったが、代表クラスがたくさんいる中で多くのプレーを盗めた」
松田は学ぶばかりでなく、手応えと収穫もしっかりとつかんだ。「攻撃では持ち味を出せたと思うし、それが自信にもなった」。1対1の強さや正確なクロスは、プロ選手相手の練習試合や紅白戦でも通用した。来季からは、プロの舞台での活躍が期待される。
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