日本代表MF乾貴士の所属するフランクフルトは、前節に王者バイエルンに0-1で敗れ、開幕連敗スタートとなった。25日に行われる第3節では、ブラウンシュヴァイクとのアウェー戦に臨む。
開幕節はヘルタ・ベルリンに1-6で大敗し、バイエルンにも完封負けと、攻撃陣に元気がないフランクフルト。今節は昇格組との対戦だが、ブラウンシュヴァイクも連敗しているため、互いに初勝利を狙う。乾は前節に初先発を果たし、今節では2試合連続でのスタメンに期待がかかる。バイエルン戦ではゴールこそ生まれなかったが、強烈なミドルシュートを放つなどして攻撃陣をけん引。得点力不足に悩むチームを活性化させるプレーが望まれるところだ。
開幕節で快勝を収めていたドルトムントだが、ホーム初戦となった前節は一転して苦戦。ブラウンシュヴァイクを攻めあぐねて無得点が続いたが、終盤に挙げた2ゴールで2-1と逃げ切り、辛くも開幕連勝を飾った。一方で、ソクラティス・パパスタソプーロス、ヘンリク・ムヒタリアン、ピエール・エメリク・オーバメヤンの新加入3選手が揃って先発出場。途中出場した21歳の若手MFであるヨナス・ホフマンが、先制ゴールを奪う活躍を見せるなど、好材料も少なくなかった。今節は、開幕2試合で完封勝利を収めたブレーメンとホームで対戦。ともに開幕3連勝を狙う強豪同士の激突は、今節の最注目カードとなっている。
日本人選手所属クラブでは、DF酒井宏樹の所属するハノーファーがDF内田篤人を擁するシャルケをホームに迎える。日本代表でも右サイドバックを争う両選手が直接対決となる一戦で、どのようなパフォーマンスを見せるかに注目が集まる。また、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツと日本代表の主将を務める長谷部誠の在籍するヴォルフスブルクが激突。岡崎が2試合連続でフル出場する一方で、長谷部は未出場と対照的な状況にいる両選手だが、ともに出場となればマッチアップの可能性もあるため、関心度の高い対戦となる。