ALL ENGLAND CUP 2013 ～リバプールFC試合観戦を勝ち取ろう～
3月9日、東京都江東区のRAMOS FIELD INDOOR FUTSALで「第三回 ALL ENGLAND CUP 2013 フットサル大会」が開催された。イギリスの航空会社「ヴァージン アトランティック航空」と、イギリスの銀行でリバプールFCのメインスポンサー「スタンダードチャータード銀行」の共催によるフットサル大会に、全国から選ばれた31チームが参加。優勝賞品のヴァージン アトランティック航空で行く東京～ロンドン間往復航空券と、リバプールvsチェルシーの観戦チケットを懸け、熱戦が繰り広げられた。
全国から選ばれた31チーム、約200名が参加
ロンドン行きのチケットとリバプールでの試合観戦が懸かっていることもあり、全国から大会参加への応募が殺到。参加条件であった「リバプールFCやイギリスへの想い」を作文として提出し、厳正なる審査の上、熱い想いを持った31チームが選ばれた（※当日1チーム欠場）。大会は4チーム1グループとし、計8グループの予選リーグで構成。上位1チームが決勝トーナメントへの切符を手にできるルールとなった。当日は朝9時集合という比較的早い時間にもかかわらず、ほとんどのチームが時間どおりに受付を済ませ、大会に対するモチベーションの高さが感じられた。静岡県藤枝市から参加した「FUNKY」は朝4時に出発したそうだ。
女性参加のmixルールと「ラッキータイム」
この大会はピッチ上に女性2人が必ず立っていなければいけないmixルール。女性のゴールは2得点になるため、いかに特別ルールを生かすかが、勝ち上がるポイントとなった。大半のチームは前線に女性2人を残し、男性2人が攻守に奮闘している姿が見られた。ただ、一部のチームは女性も攻守に貢献し、相手男性選手と激しくぶつかり合う姿も。予選リーグは7分間1本という時間の中で白熱した戦いが各コートで展開された。 
また、今大会にはローカルルールとして「ラッキータイム」が採用された。同ルールはラスト1分間は、「女性のゴールが3得点」に。そのため、2点差をつけられていても、最後の最後に逆転することが可能になり、試合終了のホイッスルが鳴るまで気が抜けない緊張感のある試合が目立った。また、4点差をつけた場合は、1人が抜けて4人で戦わなければいけないルール（2点差になった時点で5人に復帰）も採用され、チームの総合力が重要になった。
決勝トーナメントでは数々の名勝負が繰り広げられた
予選リーグを勝ち上がった8チームが12分間1本の決勝トーナメントに進み、各コートで名勝負が繰り広げられた。1点差で勝利を手にするチーム、PK戦を制するチームなど、Fリーグ府中アスレティックFCのホームゲームのアリーナMCを務める稲葉哲也氏の実況にも熱が入った。また、予選リーグで敗れたチームが応援に回るなどフレンドリーな一面も目立った。最終的に個人フットサルで出会った仲間を集め、大会初出場という「Red Gerrards」が「一番星」を3-0で破り、見事優勝。「現地にてリバプールサポーターと一緒に「You will never walk alone」を歌い、Redsを盛り上げ、サッカー発祥の地イングランドの伝統、ジェラードの存在感を身体いっぱいに感じたいです！」と強い意気込みどおり、気持ちの入ったゲームで見事リバプール行きを勝ち取った。
世界のトップアスリートと同様のトリートメントを体験できるトレーナーブースも設置
一般のフットサル大会には珍しいマッサージや指圧などを主体としたスポーツマッサージの施術の「ルートヴィガー」によるトレーナーブースも設置。試合と試合の空いた時間には、プロのトレーナーによるトレーニングアドバイス、ストレッチやマッサージの治療を受ける選手の姿が見られた。大会を通して約100名近くの選手が利用、大きなケガも生まれない、大会の“陰の立役者”として貢献した。 
順位＆表彰式
優勝：Red Gerrards 
準優勝：一番星 
3位：FUNKY 
ヴァージンアトランティック航空賞：team kasai 
スタンダードチャータード銀行賞：シャトーブリアンFC 
■集合写真 
■主催： ヴァージン アトランティック航空 スタンダードチャータード銀行
