FOLLOW US

現役最年長スポーツライター賀川浩氏、対談集の発行へクラウドファンディングを開始

2015.12.25

 現役最年長スポーツライターの賀川浩氏が会長を務める株式会社オフィスユウアンドケイは24日、対談集「このくにのサッカー」をウェブと書籍で発行するため、クラウドファンディングで支援金を募集すると発表した。

 賀川氏は、1924年神戸市生まれ。サッカー選手として全国大会優勝、天皇杯準優勝などの経験を持つ。1952年からスポーツ記者、1975年から10年間のサンケイスポーツ編集局長(大阪)などを経て、現在はフリーランスとして活躍し、現在90歳で現役最年長記者となっている。ワールドカップは1974年の西ドイツ大会以降、9大会連続で現地にて取材を行った。2010年の南アフリカ大会は健康状態の理由で現地を訪れることはできなかったが、昨年のブラジル大会は当時89歳で“W杯復帰”。同大会中に『FIFA.com』でインタビューが掲載されたことがきっかけで、今年1月12日に開催されたバロンドール表彰式で日本人初となるFIFA会長賞を受賞した。

 12月29日に91歳になる賀川氏は、今回の企画内容について「新しく『このくにのサッカー』という日本と世界のサッカーの現在と未来を語る対談を企画しました。プレーヤー、監督、サッカークラブの経営者あるいは JFA(日本サッカー協会)の運営にかかわる人たち、メディア関係者、サッカー関連の企業の皆さんなどのさまざまな体験や見識を聞かせていただき、話し合いたい。サッカーの楽しさ、時には苦しさも語りつつ、いまを知り、未来を眺めたいと考えています」と説明し、「日本と世界が生んだすばらしいサッカー人との対談企画を成功させるために、多くの皆さんのご協力をいただきたいと心から願っています」と支援を募った。

 クラウドファンディングは12月25日から2月末日まで実施。集まった資金で、対談・取材、ウェブサイト製作・更新などを行う。2016年内に岡野俊一郎氏、釜本邦茂氏、セルジオ越後氏・岡田武史氏、澤穂希、なでしこの佐々木則夫監督ら、15人との対談が行われる予定。なお、書籍は2016年11月に苦楽堂より出版予定となっている。

■クラウドファンディング・プロジェクトページ(READYFOR)
https://readyfor.jp/projects/konokuninosoccer

■プロジェクト公式ページ
http://konokuni.soccer/

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

SOCCERKING VIDEO