2012.02.24

INAC神戸のスペイン遠征に密着・前編

 2012年、オリンピックイヤーがいよいよスタートしました。昨年、ドイツで行われた女子ワールドカップで見事に初優勝を果たしたなでしこジャパンは、今夏のロンドン・オリンピックでも優勝候補の筆頭に挙げられており、彼女たちも再び世界の頂点を目指しています。
 
 そんな中、私は今シーズン、澤穂希選手や川澄奈穂美選手など、なでしこジャパンの選手を多く抱えるなでしこリーグの最強軍団INAC神戸の番組「INAC TV」(毎月第3・4・5金曜、BSフジ23時~)のオフィシャルキャスターを務めることになりました。これから少しずつ、なでしこリーグやなでしこジャパンの動向やこぼれ話などを紹介していきますね。


スペインでの記者会見で笑顔を見せる大野や澤、星川監督

 今回は、そのINAC神戸が2月上旬にスペイン・バルセロナへ遠征した時のエピソードを。今回の遠征は、昨年のリーグ優勝のお祝い的な意味合いもありましたが、新チーム始動後初の遠征であり、現地ではバルセロナレディースと対戦やカンプ・ノウでバルセロナ戦を観戦する予定が組まれるなど濃密な全8日間の遠征となりました。

 トレーニングを行う練習場は毎日違うグラウンドでしたが、その中で感じたのは、バルセロナのサッカー文化の成熟ぶり。街中や住宅街の一角に、サッカー専用スタジアムがいくつもあるんです。小さなクラブでも自分たちだけの本拠地を持ち、クラブに誇りを持っています。人々の日常の中に当たり前のようにサッカーが存在していることを肌で感じました。「カンポ・デ・エウロパ」も、そんなスタジアムの一つ。100年以上の歴史がある、スペイン3部リーグ「エウロパ」のクラブの本拠地であり、そんな歴史あるピッチで、選手たちはのびのびとトレーニングしていました。


相手選手から尊敬の眼差しを受けていた澤(左)
バルサ監督から絶賛された川澄(右)

 
 4日目に行われたルセロナレディースとの試合では、カンプノウの隣にある「ミニ・スタディ」という、こちらも歴史あるスタジアムで開催。選手たちもそのピッチに立った時は感動が大きかったようで、興奮しながら記念撮影していました。試合は1-1の同点。INAC神戸が優勢に進めましたが、さすがはバルセロナのレディースチームだけあって、テンポの良いパス回しが光りました。
 
 それでも、相手チームの選手たちは、FIFAバロンドールを受賞した澤穂希選手とともにプレーできたことにとても感動している様子で、改めて澤選手の偉大さを感じました。また、バルセロナで活躍するリオネル・メッシの育ての親であるシャビ監督は、川澄奈穂美選手を絶賛していましたよ。(後編へ続く)


写真提供:BSフジ『INAC TV』

INAC

■『INAC TV』

BSフジ 毎月 第3金曜 23:00~23:55(再放送 第4・5金曜 23:00~)※4月20日(金)スタート!
 
2011年、女子ワールドカップ ドイツ大会優勝、ロンドン五輪アジア最終予選を突破し、五輪出場権を獲得したなでしこジャパンに7人もの選手を送り出していた「INAC神戸レオネッサ」にスポットを当てる、日本の女子サッカーチームでは初のオフィシャル番組。
 
毎節お送りするINAC神戸レオネッサ戦の中から、注目シーンを凝縮し、練習風景や選手&監督の単独インタビューや番組独自のスペシャル企画、イベント情報など、独占映像満載でINAC神戸レオネッサの魅力を伝える。また、オフィシャルキャスターとして自らも7年のサッカー経験を持つ松原渓がより深く選手に迫る。
 

松原渓

【松原渓】(まつばら けい)1983年8月25日生まれ。フジテレビONE/TWO/NEXTにて「日本代表TV」「プロサッカーニュース」アシスタントMCを務め、現在はBSフジにて「INAC TV」オフィシャルキャスターを務める。2008年より、スポーツライターとしての活動もスタート(両親はともにライター・作家)。また、本人もサッカーを7年間プレーした経験があり、女子プロサッカーチーム日テレ・ベレーザの下部組織であるメニーナのセレクションを受けたことがあるなど、その実力を生かし「キャプテン翼」の原作者である高橋陽一先生が監督を務める女子芸能人フットサルチーム「南葛シューターズ」にて現在もプレーしている。父の影響で、登山からクロスカントリー、サイクリングなど、幼少時からアウトドア体験は豊富で、普段はハーレー(FXDL)、ロードレーサー(RALEIGH)を乗りこなす。

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