アトランタ・オリンピック日本代表のサッカー指導者、松原良香氏が代表を務める「FELICE MONDO」と、J SPORTSが放送するデイリーサッカーニュース「Foot!」がタッグを組み、東日本大震災復興支援に向けたチャリティーTシャツを製作。イラストレーターの内巻敦子さんのイラストには“One ball for all”が描かれ、国内外の12人のフットピープルがこのコンセプトに賛同。彼らの思いが詰まった1枚が完成した。J SPORTS online shopで販売されるTシャツの収益金は、宮城県仙台市の少年サッカーチーム「なかのFC」の『Kisarazu Astra★cup 2013 SUMMER』への招待と、岩手県陸前高田市の「上長部の郷 運動グラウンド」の整備支援に活用される。
松原良香氏のコメント
震災後にパオロ・モンテーロから言われた「キミたちは何もしないのか?」の言葉から始まった復興支援も今年で2年目。『被災地の子どもたちを笑顔にするために思い切りサッカーをさせてあげたい! フットピープルである自分ができることは何か?』という問い掛けの答えとなるチャリティー活動です。
サッカースクールやあらゆるカテゴリーのイベント、大会などを手掛けるFELICE MONDO株式会社が主催する『Kisarazu Astra★cup2013 SUMMER』。7月23日のU—15のジュニアユースを皮切りに、8月25日までにU—12、U—10のジュニア、U—15のガールズという3つのカテゴリーの大会が千葉県木更津市の暁星国際学園グラウンドを舞台に開催される。今大会は《One ball for all(ワン ボール フォー オール)》というスローガンを掲げ、サッカーを通じて多くの少年少女の育成を図り、交流の輪を広げていくことを目的としている。そうした育成や交流の一つのきっかけとなるのが、宮城県仙台市の少年サッカーチーム「なかのFC」の大会への招待。チャリティーTシャツの収益金によって行われるこの試みが、「なかのFC」の子どもたちだけでなく大会に参加する約1600名の子どもたちにも復興支援活動を継続的に行っていくことの重要性を教え導く。また大会期間中に国内外から指導者を招待するイベントが予定されており、参加チームの指導者も、指導レベルを上げ国際交流を図っていくことの必要性を再認識できる機会となる。「フットピープルだからできる復興支援がある」という被災地への思いの下に開催されるこの大会が、日本の将来を担うサッカーキッズ育成の一助となる。