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指導者として総理大臣杯に戻ってきた関東学院大の石村大監督「自分たちのサッカーを貫く」

2016.08.05

関東第7代表として初の全国大会に挑む関東学院大 [写真]=梅月智史(サッカーキング・アカデミー)

 8月6日に開幕する2016年度 第40回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント。各地域の予選を勝ちあがった32チームが参加する。

 今年度の大会において、初出場の大学は4校。桐蔭横浜大学(関東第1代表)、関東学院大学(関東第7代表)、九州共立大学(九州第2代表)、九州国際大学(九州第4代表)が全国の舞台にチャレンジする。

 その中で関東学院大を指揮する石村大監督は、国士舘大学(2002年度卒業)時代に選手として総理大臣杯を経験。指導者として挑む全国大会について「すべてが初めてのことなので、チャレンジャーとしてがんばっていきたい」と意気込む。

 1回戦の相手、日本文理大学(九州第3代表)については、「まったく見る機会がない。どういう戦術でどういう選手がいるかわからない」と分析するが、「仮に相手がわかったとしても相手に合わせるのではなく、自分たちのサッカーを貫いていくだけ」と語った。

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 自分たちのサッカーとは「アクションを起こして、ボールを大事にすること」、「技術と戦術を前面に押し出して、その中でしっかり走る」、「戦う気持ち」。気持ちの部分で言えば、総理大臣杯は大阪府を中心とした関西圏で行われるため「関西出身の選手はもちろん、対戦相手と関係深い九州の出身選手も楽しみにしている。1試合でも多くやりたい気持ちがあるはず」と選手たちの想いも口にした。

 創部初の全国大会に臨む関東学院大だが、所属するJR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦 2部においては首位の中央大学と勝ち点「15」差で10位に沈む。11試合を残すものの、目標の1部昇格(2位以内)に向けて、一つも落とせない厳しい状況にある。夏の全国大会を足掛かりに、後期リーグ戦での巻き返しを狙っていきたいところだ。

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