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宮本氏率いるG大阪ユースが大津を下す…東福岡は白星スタート/高円宮杯プレミアリーグWEST第1節

2016.04.12

体を張って守るG大阪ユースDF山下令雄 [写真]=AGC/JFAnews

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プレミアリーグWEST第1節が9、10日に各地で行われた。

 今季より元日本代表DF宮本恒靖氏が監督を務めるガンバ大阪ユースは、大津高校と対戦した。試合開始早々4分、ディフェンスラインからボールを回すと、センターサークル付近から食野亮太郎が相手の裏に抜けだした松本歩夢へパスを送る。右サイドを突破した松本は、ペナルティーエリア内でフリーになった佐藤倭にグラウンダーのクロス。佐藤は冷静にゴールへ流し込み、G大阪ユースが先制に成功する。その後攻勢に出た両チームだったが、G大阪ユースが追加点を奪取する。71分、ゴール前でボールを受けた食野が、相手DF一人を交わしてシュートを放つと、ゴール右隅に突き刺さった。その後守り切ったG大阪が2-0で勝利した。試合後に宮本監督は「90分間安定したパフォーマンスを発揮できたと思います」と選手たちを褒めたたえた。

 平成27年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)、第94回全国高校サッカー選手権大会を制した東福岡高校は、ヴィッセル神戸U-18と対戦。16分に失点を許したが、33分に青木駿が同点弾をマーク。後半に入ると、藤川虎太朗と佐藤凌我がゴールを決め、東福岡が神戸U-18を3-1で下した。

 セレッソ大阪U-18は鈴木冬一の2ゴールなどで、大分トリニータU-18に3-2で勝利。京都サンガF.C. U-18とサンフレッチェ広島F.Cユースの一戦は、山根永遠が決勝点を決め、広島ユースが1-0の完封勝利を収めた。また、プレミアリーグ初参戦の神戸弘陵学園高校は、名古屋グランパスU18に3-0で快勝している。

 プレミアリーグWEST第1節の結果は以下のとおり。

■プレミアリーグWEST第1節
C大阪U-18 3-2 大分U-18
神戸U-18 1-3 東福岡
G大阪ユース 2-0 大津
京都U-18 0-1 広島ユース
神戸弘陵 3-0 名古屋U18

■プレミアリーグWEST第1節順位表
1位 神戸弘陵(勝点3/得失点差3)
2位 東福岡(勝点3/得失点差2)
3位 G大阪ユース(勝点3/得失点差2)
4位 C大阪U-18(勝点3/得失点差1)
5位 広島ユース(勝点3/得失点差1)
6位 大分U-18(勝点0/得失点差-1)
7位 京都U-18(勝点0/得失点差-1)
8位 神戸U-18(勝点0/得失点差-2)
9位 大津(勝点0/得失点差-2)
10位 名古屋U18(勝点0/得失点差-3)

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