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静学仕込みのテクニックで先制点…旗手怜央「抜ける自信はあった」

2016.02.20

先制点を決めた旗手怜央[写真]=兼子愼一郎

 20日、「FUJI XEROX SUPER CUP2016」の前座試合として「NEXT GENERATION MATCH」が行われ、U-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜が対戦した。

 主に第94回全国高校サッカー選手権大会出場選手から選ばれる高校選抜。しかし、スタメンには静岡県予選ベスト4で姿を消した静岡学園から旗手怜央、大阪府8強・履正社の牧野寛太の2人がスタメンに名を連ねた。

 2年連続出場となった旗手は「あまり経験のないポジション」という1トップでの起用。16分に旗手のスルーパスに牧野がシュートを放つも、GKに阻まれる。こぼれ球を拾った旗手がコースを狙って撃ちこんだが、枠を捉えられなかった。

 それでも34分、藤川虎太朗(東福岡)からパスを受けた旗手が、持ち前の個人技で相手DFを2人振りきり、右足シュート。ゴール右隅に決まったこの得点シーンを「ボールをもらう前からコースは見えていて、いけると思っていた。余裕があって、抜ける自信はあった」と振り返り、「ドリブルで仕掛けてゴールは自分の持ち味なので、発揮できてよかった」とコメント。

 48分に向井章人(ヴィッセル神戸U-18)にゴールを許し、1-1で試合は終了した。57分までピッチに立った旗手は「まだまだこれから。パス精度やコミュニケーションを高めていきたい」と話した。

 3月に行われる第54回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会へは「ヨーロッパで試合をしたことがないので、海外との差や自分がどのレベルにいるのかを感じたい」と語り、最後に2020年の東京五輪について「自分たちの代なので意識しています」と意気込んだ。

 高校選抜は、3月6日に行われる第31回静岡県ヤングサッカーフェスティバルに出場する。

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