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Jユース選抜と高校選抜が激突…東福岡MF中村「球際やメンタルで圧倒したい」

2016.02.18

U-18Jリーグ選抜の板倉洸(左)と高校選抜の中村健人(右)

 20日に「FUJI XEROX SUPER CUP」の前座試合として開催される「NEXT GENERATION MATCH」の記者会見が18日に行われ、U-18Jリーグ選抜の大槻毅監督(浦和レッズユース監督)とDF板倉洸(横浜F・マリノスユース)、日本高校選抜の早稲田一男監督(日章学園高校監督)とMF中村健人(東福岡)が出席した。

 Jクラブユース代表と高体連代表が激突する「NEXT GENERATION MATCH」は、今年で7回目の開催。過去6回の対戦成績は、2勝2敗1分の五分となっている。

 3月下旬に出場する第54回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会に向け、選手選考が続いている日本高校選抜の早稲田監督は、「内容も含めて勝ちにこだわって、高体連チームの力を示せたらいい」とコメント。昨夏のインターハイから選手の視察を続けてきたことを明かし、「1月10日に1回目、先日(2月7日から9日)2回目の選考を行い、21人までメンバーをしぼったところ。選手権(第94回全国高校サッカー選手権)で優勝した東福岡の選手が中心になると思うが、うまく組み合わせながら海外と戦えるチーム作りをしたい」と意気込んでいる。

 また、日本高校選抜の中村は「高体連は球際やメンタル面が強いと思っているので、そういうところでJユースを圧倒できるように頑張りたい」と語り、キャプテンを務めることについては「選手権優勝チームのキャプテンとして、勝利できた要因などをチーム全体で共有して、まとめていきたい」と抱負を述べた。

 一方のU-18Jリーグ選抜は、選考合宿を行っている高校選抜とは対照的に、試合2日前からトレーニングを積むのみ。だが、大槻監督は「高校選抜より練習時間は短いが、昨年までは前日集合だった。今年は1日多いので、選手間のつながりなども選手たちに要求して、高いものを見せたい」と語り、「今回の大会がきっかけとなって、世代別の代表に入る選手が出てくるような舞台にしたい」と展望を述べた。

 U-18Jリーグ選抜のキャプテンを務める板倉は、「キャプテンは小学校以来なので、緊張している」と胸中を明かしながらも、「練習日数が少ないので、チームをまとめる場面は少ないと思うが、声で引っ張っていきたい」とコメント。高校選抜に対しては、「球際や競り合いで強いイメージがあるので、そこで負けないようにしたいし、技術面では高体連に負けていないと思う」と語った。

 また、1月にカタールで行われたAFC U-23選手権について問われると、「この大会(NEXT GENERATION MATCH)に出た人たちが五輪予選で活躍しているので、刺激を受けた。東京五輪世代の僕たちにとって、この試合は将来に向けて貴重な経験になると思うので、一生懸命戦いたい」と、今大会以降に向けた抱負も口にした。

「NEXT GENERATION MATCH」は日産スタジアムにて、20日の10時20分にキックオフ予定。

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