2016.02.11

東福岡MF中村健人、静岡学園FW旗手怜央らが好アピール/高校選抜合宿

senbatsu
選考合宿を行った日本高校選抜 [写真]=吉田太郎
育成年代を中心に取材活動を展開。

 第94回全国高校選手権のヒーローたちが世界と戦う。2月7日から9日まで静岡県内で日本高校選抜選考合宿が行われ、負傷などで辞退した2選手を除く24選手が参加。最終的に選考を突破した18名が3月に欧州遠征を行い、第54回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会(ドイツ)で世界に挑戦する。

 デュッセルドルフ国際ユースと同時期の3月下旬にU-19代表の海外遠征が予定されていることもあってか、同代表の主軸FW小川航基(桐光学園→ジュビロ磐田)らプロ選手は招集されず。その中で今回の高校選抜の中心になるのは夏冬全国二冠を達成した東福岡の選手たちだ。大黒柱の中村健人と藤川虎太朗の2シャドー、そして1ボランチの鍬先祐弥のトライアングルや選手権決勝で先制弾を決めたMF三宅海斗、センターバックの福地聡太、年代別代表候補でもあるGK脇野敦至の6名はいずれも有力な先発候補。彼らに加え、右サイドバックの古屋誠志郎とセンターバックの白井達也、左サイドバックの杉岡大暉という市立船橋のDFラインがチームの骨格を形成しそうだ。

 早稲田一男監督(日章学園)は選考合宿で東福岡型の4-1-4-1と4-2-3-1システムをテスト。2列目にタレントが多いこともあってそれを活かすプランを口にする一方、より守備を安定させるために2ボランチで臨むことも考えている。懸念されるのは小川や一美和成(大津→ガンバ大阪)ら不在によるストライカーのポジション。だが、合宿2日目に行われた駒澤大学との練習試合では、本来のトップ下やサイドハーフでなく1トップで起用されたFW旗手怜央(静岡学園)が「ボールを失わないし、突破をしてくれる」(早稲田監督)という能力を発揮して存在感を放った。

 中村が「個人の質は高い」と語り、U-17代表の杉岡が「代表にも負けないくらいのレベル」と口にするなど個々の技術レベルは高い。駒大戦では押しこまれる時間帯こそあったが、守勢から数本のパスで局面を変えて中村や右サイドバックの宮原直央(國學院久我山)のラストパスによって決定機を作りだし、旗手や三宅が個の力でシュートまで持ちこんだ。まだまだその数が少なく、決定力不足や高校3年生のコンディション不足など改善点はあるが、十分に期待感を抱かせる内容でもあった。

 選考の意味合いが強かった今回の合宿から20日のNEXT GENERATION MATCHなどで戦い方、メンバー構成などを定めていく模様。集大成の欧州遠征で「(求めるのは)もちろん、結果」という早稲田監督の下、“高校日本代表”が世界で輝くための準備を進める。

文=吉田太郎

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