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【投票結果】選手権ベストゲームは東福岡vs市立船橋…PK戦にもつれこんだ激闘

2016.01.25

[写真]=兼村竜介(左、右上)、兼子愼一郎(中上)、瀬藤尚美(中下)、高見直樹(右下)

 サッカーキング・ネクストでは、15日から17日にかけて「あなたが選ぶ第94回全国高校サッカー選手権ベストゲームは?」と題したアンケートを実施した。

 1位に選ばれたのは、夏のインターハイ決勝の再戦となった、3回戦の東福岡vs市立船橋。互いに一歩も譲らず、スコアレスのまま80分を終えると、GK脇野敦至のファインプレーにより、東福岡がPK戦を制して激闘に終止符を打った。投票者からは、「間違いなくこの年代トップの戦い。パススピード、つぶしのスピードなど格が違った」、「優勝候補同士の対決。市立船橋は今大会で一番、東福岡を苦しめたと思う」、「三宅海斗選手がPKを外した後に脇野選手が『俺が止めてやる』と言って本当に止めた。ドラマのような展開に感動した」といった理由が挙げられ、得点シーンこそなかったものの、高い評価を集めた。

 2位には、3回戦屈指の注目カード、桐光学園vs青森山田が選ばれた。試合は桐光学園がエース小川航基(ジュビロ磐田加入)の2ゴールでリードするも、青森山田が後半アディショナルタイムの2得点で振りだしに戻すと、PK戦5-4で劇的逆転勝利を収めた。投票者の回答では、「超高校級ストライカー小川、話題になった青森山田のロングスロー、後半アディショナルタイムでの同点劇など、本当に盛りだくさんの壮絶な試合だった」、「青森山田の交代選手が2得点とも決め、能力の高さもメンタルの強さも感じた。PK戦の廣末陸選手と小川選手の駆け引きも素晴らしかった」、「小川選手が悔し涙を流している姿を見て、こっちも泣けた。今後は磐田で観客を魅了するプレーを見せてほしい」と、勝利した青森山田だけでなく、2得点を挙げた桐光学園の小川も称賛されている。

 3位には、優勝候補同士が初戦で激突した大津vs前橋育英がランクイン。アンケートの回答では、「お互いのストロングポイントを打ち消し合う展開ながらも、前橋育英の効果的なサイド攻撃は見ていて気持ちが良かった」、「優勝候補と目された大津と前回大会準優勝の前橋育英の勝負。最後の最後までどちらに転ぶかわからない試合で、見ている側としてはドキドキ、ハラハラして面白い展開だった」といった投票理由が挙げられた。

 また、4位には準決勝の青森山田vs國學院久我山が選ばれた。投票者からは「フィジカルが強い青森山田に対してパスサッカーを貫き、後半アディショナルタイムに劇的な逆転ゴールで東京勢として久しぶりの決勝進出を成し遂げた久我山のサッカーに感動した」、「優勝候補の一角である青森山田に堂々と真っ向勝負を挑んだ國學院久我山。サッカーは1人でやるスポーツではないと改めて実感した試合」、「高さの青森山田、技術の國學院久我山という対称的なチームカラーの対戦でとても盛りあがった」と、チームのスタイルを貫いて初の決勝進出を果たした國學院久我山を称える声が集まった。

 続く5位には、サッカーキング・ネクストで大会前に実施したアンケート「第94回全国高校サッカー選手権で注目している初戦の対戦カードは?」で1位を獲得した聖和学園vs野洲が選出。今回の回答では、「まさかセクシー対決でこんな大差がつくと思わなかった」、「随所に両校の卓越したテクニックが見られたから。点差は大きく開いたが、内容的は非常に濃かったと思う」、「試合内容はもちろんだが、1万5千人を超える観客が固唾を飲んでプレーに見入っていて、満席ながらシーンとした三ツ沢球技場が深く印象に残った」といった声が寄せられている。

 5位までの得票数は以下のとおり。

第1位:東福岡 0-0(PK4-3)市立船橋(3回戦)…306票
第2位:桐光学園 2-2(PK4-5)青森山田(3回戦)…243票
第3位:大津 2-3 前橋育英(2回戦)…103票
第4位:青森山田 1-2 國學院久我山(準決勝)…94票
第5位:聖和学園 7-1 野洲(1回戦)…62票

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