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バイエルン退団のミュラーがGK高丘陽平と共闘? バンクーバー・ホワイトキャップスへの加入に前進か

2025.07.30

バンクーバー・ホワイトキャップスへの加入に迫っているミュラー [写真]=Getty Images

 バイエルンを退団した元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)に所属するバンクーバー・ホワイトキャップスへの加入に迫っているようだ。29日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在35歳のミュラーは、2000年に10歳でバイエルンの下部組織に入団。その後は各カテゴリーで結果を残し続け、2008年8月にトップチームデビューを果たした。以降もバイエルン一筋でキャリアをを積み重ね、歴代最多となる公式戦756試合に出場しながら250ゴール276アシストを記録。13度のブンデスリーガ制覇や2度のチャンピオンズリーグ優勝など、合計32個のタイトル獲得に貢献した。

 そんなミュラーだが、今年4月にシーズン終了後の退団が発表され。今夏にアメリカで開催されたFIFAクラブワールドカップ2025の準々決勝パリ・サンジェルマン戦がバイエルンでのラストマッチとなった。同クラブでの役割を終えたミュラーに対してはMLSからの関心が噂されており、なかでもロサンゼルスFCが移籍先の最有力候補と報じられていた。

 しかし、ミュラーの新天地はMLSではあるものの、カナダに本拠地を置くバンクーバー・ホワイトキャップスになるようだ。『ビルト』によれば、バンクーバー・ホワイトキャップスはFCシンシナティと「ディスカバリー・リスト(MLS特有の選手獲得権)」に関して合意に達した模様。「ディスカバリー・リスト」とは、外国籍選手のMLS移籍に関する独自ルールで、FCシンシナティがミュラーをリストに加えていたため、その権利を保有していた。これにより同選手がバンクーバー・ホワイトキャップスに加入した場合、今後12カ月で約40万ユーロ(約7000万円)が段階的にFCシンシナティへ支払われる見通しだという。

 なお、ミュラーはバンクーバー・ホワイトキャップスと2026年末までの契約を結ぶ予定。8月9日に行われるサンノゼ・アースクエイクス戦で初出場する可能性があり、同クラブに所属するGK高丘陽平との共闘にも注目が集まる。

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By サッカーキング編集部

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