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I・ウィリアムス、ガーナ代表入りの決意固める…実弟N・ウィリアムスは決断を保留か

2022.06.09

ガーナ代表でのプレーを決意したイニャキ ・ウィリアムス [写真]=Getty Images

 アスレティック・ビルバオのスペイン人FWイニャキ・ウィリアムスが、ガーナ代表でプレーする決意を固めたようだ。8日、スペイン紙『エル・デスマルケ』が伝えている。

 現在27歳のイニャキ・ウィリアムスはガーナ人の父親とリベリア人の母親のもと、スペイン北部の都市ビルバオで産声をあげた。16歳で“名門”アスレティック・ビルバオの門を叩き、2014年12月にラ・リーガデビュー。今シーズンのラ・リーガでも全38試合に出場した同選手は、2016年4月から続く同リーグ連続出場試合数を「233」に伸ばし、歴代1位となっている。

 そんなイニャキ・ウィリアムスに対し、ガーナサッカー協会が今年11月に控えるFIFAワールドカップカタール2022に向けた戦力強化のため、ガーナ代表入りを迫っているようだ。『442 Ghana』のジャーナリスト、フランク・ダークワ氏によると、イニャキ・ウィリアムスは“ブラック・スターズ(ガーナ代表の愛称)”のシャツに袖を通す決意を固め、ガーナサッカー協会に伝えた模様。9月の国際Aマッチデーから、同国代表としてプレーする可能性があると報じている。

 また、イニャキ・ウィリアムスは8日に自身の公式Instagramを更新し、「僕の先祖、僕の血。ガーナ」と投稿した。

 その一方、同選手の実弟であるニコ・ウィリアムス(アスレティック・ビルバオ)は、決断を保留するようだ。理由として、同選手がU-21スペイン代表の常連メンバーであることを挙げている。

 かねてからガーナサッカー協会は、チェルシーに所属するFWカラム・ハドソン・オドイやブライトンに所属するDFタリック・ランプティらにも声をかけていると噂されている。ガーナ代表は11月に開催されるカタールW杯で、南アフリカW杯でのベスト8の成績に匹敵する、あるいは上回るべく、同国にルーツを持つ選手たちを加え、盤石な布陣で本大会へ挑むようだ。

By サッカーキング編集部

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