かつてアルゼンチン代表を指揮したサベーラ氏(写真は2014年のもの) [写真]=Getty Images
元アルゼンチン代表監督のアレハンドロ・サベーラ氏が8日、66歳で亡くなったことが明らかとなった。イギリスメディア『BBC』が伝えている。
1954年生まれのサベーラは現役時代ではリーベル・プレート(アルゼンチン)やシェフィールド・U(イングランド)、リーズ(イングランド)、エストゥディアンテス(アルゼンチン)、グレミオ(ブラジル)などでプレー。引退後はエストゥディアンテスで指揮官を務めた後、2011年にアルゼンチンの代表監督に就任。2014年に行われたFIFAワールドカップでは準優勝へと導いた。
11月25日にはディエゴ・マラドーナ氏が亡くなってから、わずか2週間で今度はサベーラ氏が他界したことでアルゼンチンでは悲しみが広がっている。
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は公式ツイッターで「アルゼンチンサッカー協会の家族であるアレハンドロ・サベーラの死を惜しんでいる、この悲しい瞬間は彼の家族や愛する全ての人たちに寄り添う」とメッセージを掲載した。
また、アルゼンチン代表で指導を受けたリオネル・メッシは自身の公式インスタグラムを更新し、「たくさんのことを共有できて光栄だった。アレハンドロは素晴らしい人であり、僕のキャリアの中でも印象的な指揮官で、多くのことを学んだ。ワールドカップの南米予選、そして本大会と最高の思い出をいくつか一緒に作った。彼の家族や友人全員に哀悼の意を表します」と追悼のメッセージを記した。