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クアレスマが母国復帰! ヴィトーリア・ギマランイス加入が正式決定

2020.09.08

2015年以来となるポルトガル復帰が決まったクアレスマ [写真]=Anadolu Agency via Getty Images

 プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)のヴィトーリア・ギマランイスは7日、元ポルトガル代表FWリカルド・クアレスマを完全移籍で獲得したことを発表した。フリートランスファーでの加入となり、契約期間は2年間。加えて1年間の契約延長オプションが付いている。

 現在36歳のクアレスマはスポルティングのアカデミー出身。トップチームで頭角を現すと、2003年夏にバルセロナへ移籍した。2003-04シーズンにはリーガ・エスパニョーラで22試合に出場したものの、終盤からの途中出場がメインになるなど定位置を確保できず。シーズン終了後にポルトへ移籍した。ポルトでは主力として活躍を続け、2005-06シーズンからのプリメイラ・リーガ3連覇に大きく貢献。ポルトガル最優秀選手賞を2度受賞し、輝きを放った。

 2008年夏にはインテルへ移籍するも、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるチームではベンチを温める日々が続いた。チェルシーへのレンタル移籍でも本来の姿を取り戻すことができず。インテルは2009-10シーズンにチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたものの、イタリア挑戦で成功することはできなかった。その後はベシクタシュ、アル・アハリ、ポルト、カスムパシャでプレーし、今夏に2014-2015シーズン以来となる母国復帰が決まった。

 ポルトガル代表としても長年に渡って活躍を続け、EURO(UEFA欧州選手権)では3大会連続でメンバー入り。EURO 2016では全試合に出場し、母国を初の同大会制覇へ導いた。ワールドカップとは縁がなかったものの、2018 FIFAワールドカップ ロシアのメンバーに34歳で選出。3試合に出場し1得点を挙げた。

 ヴィトーリア・ギマランイスは2019-20シーズンのプリメイラ・リーガを7位でフィニッシュしていた。18日に予定されている新シーズンの開幕戦では、ベレネンセスと対戦する。
 

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