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ミケル、新型コロナの影響で退団「このような状況でプレーしたくない」

2020.03.18

トラブゾンスポルを退団したミケル [写真]=Getty Images

 ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルが、新型コロナウイルスの問題でトラブゾンスポル(トルコ1部)を退団したことが明らかとなった。

 ミケルは昨年夏にフリーでトラブゾンスポルに加入。契約期間は2年間に加え1年の延長オプション付きでサインした。しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大しているなか、同リーグでは中断されることはなく、試合が開催されている。このような状況に同選手は14日、自身の公式インスタグラムで不満を示した。

「人生にはフットボールよりも大切なことがある。気分は悪いし、このような状況でプレーしたくはない。このような危機的な時には誰もが家族や愛する人と一緒に家にいるべきだ。ここまで大変なことになっているのだから今シーズンはキャンセルされるべきだ」

 この投稿を受け17日、トラブゾンスポルは両者合意の下、契約を解除したことを発表した。

 現在32歳のミケルはノルウェーのリンでプロデビューを果たし、2006年にチェルシーに移籍。2017年までの11年間で通算372試合に出場し、チャンピオンズリーグや2度のプレミアリーグ制覇を含む11個のタイトルを獲得した。その後、中国の天津泰達、チャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルスブラを経て、昨年夏にトラブゾンスポルに加入していた。

By サッカーキング編集部

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