2018.08.10

【インタビュー】10番を背負い新シーズンに挑む中島翔哉「もっとうまくなりたい」

中島翔哉
中島が今シーズンの抱負を語ってくれた [写真]=Ryotaro Sato
サッカー総合情報サイト

 日本よりも海外でプレーするほうが自分には合っている。ポルトガルで1年間プレーした中島翔哉は、そう確信したという。「90分間、みんながゴールに直結するようなプレーをし続ける。それが自分に合っている部分なのかな」

 たとえ日本国内であっても、移籍1年目で結果を残すのは、そう簡単なことではない。だからこそ、「10ゴール、13アシスト」という数字がいかに際立っているかが分かる。

 移籍2年目は背番号10を背負うことが決まった。エースとして、中島が昨シーズン以上の輝きを放つ。

中島翔哉

プレシーズンマッチでも存在感を発揮している [写真提供]=PORTIMONENSE SAD

――昨年、移籍してからすぐにチームにフィットしました。
僕だけだったら、あんなに早くは馴染めていなかったかもしれません。家族がそばにいてくれたことが大きかったですね。それにチームメートや監督、スタッフの人たちが快く受け入れてくれたので、初めからプレーしやすい環境でした。ポルティモンは海がきれいで、食事がおいしくて、人も優しい。すごく住みやすいところにあるクラブだと思います。

――試合に出るために、意識的に取り組んだことはありますか?
練習からゴールやアシストを意識しました。特にゴールを決めることは大事だと思っていました。あとはミスをしないことで、周りの選手の見る目が変わったと思います。練習も日本に比べてシンプルだと感じました。厳しいルールや制限があるわけではない。試合に近い状況で練習することが多いですね。

――昨シーズンは目に見える結果を残しましたね。
チームメートが本当に良いパスを出してくれました。逆に、僕の単なる横パスをチームメートが決めてくれることもあった。「これをアシストにカウントしていいのかな?」と思ってしまうくらいのパスを(笑)。だから、自分一人の成績だとは思っていないんです。みんなで協力して取った得点だと思っています。

中島翔哉

 本人はそう謙遜するが、得点への執着心こそが中島の最大の武器だ。ボールを持ったら、前を向いてドリブルを仕掛ける。その積極性が、海外のスタイルに合っていたのだろう。

 中島が決めたゴールの一つに、GKイケル・カシージャスから奪ったものがある。長らくレアル・マドリードの守護神として君臨していた選手から、得点した時の気分はどんなものだったのだろう?

――ポルト戦のゴールを覚えていますか?
あの時は0-3で負けていたので、「早く追いつかないといけない」という気持ちが大きかった。「あのカシージャスから点を取った!」という感覚はそこまでなかったですね(笑)。でも、彼の“止める能力”はポルトガルリーグの中でナンバーワンです。僕がゴールを決めた後、「もう決めるなよ」って話しかけてくれて(笑)。すごく優しい人柄のGKです。

中島翔哉

今シーズンから10番を背負う中島。昨シーズンのような活躍が期待される [写真提供]=PORTIMONENSE SAD

 このオフには複数のクラブから獲得オファーが届いたという。残念ながら、ポルティモネンセが設定している契約解除金の支払いに同意したクラブは現れなかったが、中島の野心がなくなることはない。

――今シーズンからアントニオ・フォーリャ監督が指揮を執ります。新監督が目指しているサッカーとは?
フォーリャ監督になって、よりボールを大事にしていこうという意図を感じます。相手よりもポゼッションをしながら、ゴールにつなげていくことを監督は好んでいるんじゃないかな。僕に求められることは、昨シーズンからほとんど変わっていません。昨年と同じようにプレーしていいと言われています。

――今シーズンは、ポルティモネンセのどんなところに注目してほしいですか?
攻撃的なチームなので、毎試合、点を取るところを見てほしいですね。今シーズンは守備も良くなっているので、失点の少なさにも注目してもらえるようにプレーしていきたいです。

――今シーズン、自分が示したいものは?
もっとサッカーがうまくなって、自分が試合の中でイメージすることをすべて実現できるようなプレーヤーになりたいです。ポルトガルに来てから、どの試合も楽しいんです。練習から楽しいサッカーができているので、移籍して本当に良かったと思っています。

――今後、プレーしてみたいクラブがあれば教えてください。
今はそこまで考えていないけど、ポルトガルで対戦した中ではポルトが一番強いと思いました。世界でもバルセロナやレアル・マドリードなど、良いクラブはたくさんあります。そのクラブがどんなプレーをしているか、そしてそれが自分に合っているか。そういったことを見極めながら、決めていきたいと思います。

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