2016年から京都でプレーしていたエスクデロ競飛王 [写真]=Getty Images
京都サンガF.C.は6日、FWエスクデロ競飛王が韓国の蔚山現代FCへ期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。移籍期間は2018年12月31日まで。
エスクデロ競飛王は1988年生まれの29歳。浦和レッズの下部組織出身で、2006年にトップチームに昇格した。2012年からはFCソウルでプレーし、2015年には中国の江蘇蘇寧に加入。京都では2016年からプレーし、今季は明治安田生命J2リーグ第21節終了時点で15試合に出場している。
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— 京都サンガF.C. (@sangafc) July 6, 2018
移籍にあたり、エスクデロ競飛王は以下のようにコメントしている。
「今回、京都サンガF.C.から蔚山現代FCへ移籍することになりました。考えに考え抜いた結果、京都とも、家族とも相談して行くことを決断しました」
「2016年から約2年半、皆さんに挨拶する時は、涙をこらえるのが大変でした。本当に悔しいですし、この状況で出るのも本当に男として不甲斐なく感じています。ただ、大きなケガをした後で自分のパフォーマンスをなかなか発揮できず、すごく苦しい中、蔚山から『チームとしてセルが必要だ』と言って頂き、『また輝きたい、FWとしてゴール決めたい、アシストをしたい』という気持ちが僕を強く動かしました。サッカー選手として、また成長できるのではないかと思えたので蔚山へ行くことを決めました」
「京都のサポーターの皆さんには、プレーオフで敗退した時も、去年なかなか結果を出せず、大きなケガもしてチームに迷惑かけた時もいつでも変わらずサポートしていただき、本当に幸せでした。京都が大好きです。また京都でサッカーをやるためにも、蔚山で活躍してきます。京都サンガF.C.の10番ではなくなりますが、これからも一人のサッカー選手として応援してもらえたら嬉しいです。2年半、本当の本当に、ありがとうございました」
京都は明治安田生命J2リーグ第21節を終えて、4勝4分け13敗の勝ち点「16」で21位に低迷。次節は7日、アビスパ福岡をホームに迎える。