レンジャーズの監督就任が決まったジェラード氏 [写真]=Getty Images
スコティッシュ・プレミアシップのレンジャーズは4日、元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラード氏が次期監督に決まったことをクラブ公式サイトで発表した。契約は今夏から4年間。
#RangersFC are delighted to confirm that Steven Gerrard has agreed to become the new manager of the Club. pic.twitter.com/uUOVnJWI7I
— Rangers Football Club (@RangersFC) May 4, 2018
ジェラード氏は、「レンジャーズの次期監督に決まり、とても誇りに思う。このクラブや彼らがもつ歴史と伝統には大きな敬意を抱いている。レンジャーズでの新たな旅のスタートが楽しみでしょうがないよ」とコメントした。
現在37歳のジェラード氏は、現役時代に1998年から2015年までリヴァプールでプレー。キャプテンとして長らくチームを支え、リーグ戦では504試合出場120得点を記録した。2015年に移籍したロサンゼルス・ギャラクシーを経て、2016年11月に現役を引退。2017年夏からは古巣のリヴァプールU-18チームで監督としての道を歩み始めており、レンジャーズでトップチームでの監督デビューを飾ることになる。
レンジャーズは2010-11シーズンに3連覇を達成したが、2012年に財政破たんによって4部に降格。その後、地道に昇格を勝ち取り、16-17シーズンに1部復帰を果たした。その間、宿敵であるセルティックは今シーズンで7連覇を達成。そのライバルを指揮するのは、2012年から2015年までリヴァプールを率いたブレンダン・ロジャーズ氏で、教え子であるジェラード氏との“師弟対決”にも注目だ。
By サッカーキング編集部
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