本田圭佑が新たなクラブ経営に乗り出した [写真]=Getty Images
MF本田圭佑がアメリカ2部相当のユナイテッド・サッカー・リーグ(USL)に所属するオレンジカウンティSCの経営に参入する。オレンジカウンティSCの公式サイトが20日に伝えた。
本田のHONDA ESTILO株式会社は包括的パートナーシップの第一歩として同クラブへの投資を行い、共同で若手選手の育成、大会やトレーニングキャンプの開催、交換留学プログラムなどを展開していくという。また、29日には記者会見を行うことに加えて、年に一度オレンジカウンティSCの本拠地で、本田も参加するクリニックの開催も発表された。
本田はクラブ公式サイトを通じ以下のようにコメントを発表した。
「我々の組織とオレンジカウンティの新しいパートナーシップに非常に興奮しています。なぜ、今アメリカなのかと良く聞かれますが、答えを明確です。1つ目は、この国の子供たちはどのサッカー先進国よりもポテンシャルがあります。アメリカはサッカー大国となるでしょう。2つ目はアメリカが残念ながら来年のワールドカップ出場を逃してしまい、次の機会が2022年までないことです。我々はこの状況を楽観的に捉えており、若手選手育成システムを発展させる好機と考えています。達成したいプロジェクトとしては、才能の発掘、育成と交換留学やインターンシップなどがあります。オレンジカウンティを若手育成の国際的なハブとしていくことを楽しみにしています」
同クラブのオーナー兼会長のジェイムズ・ケストン氏は「素晴らしい人間であり、サッカー選手、慈善家でもある本田圭佑とタッグを組むことにとても興奮している。我々はサッカーの力がピッチ内外で若者の成長に寄与するというビジョンを共有している」とコメントした。