本田圭佑がスーパーゴールを振り返った [写真]=Getty Images
4人抜きのスーパーゴールは「逃げずに行った」結果だった。
FW本田圭佑が所属するパチューカは8日にコパ・MXでティファナと対戦し、4-0で勝利を収めた。圧巻のゴールを決めた本田が試合後、有料メルマガコンテンツ『CHANGE THE WORLD by KSK』でゴールシーンについて語った。
本田は2点リードで迎えた42分、ハーフウェイライン手前からスピードに乗ったドリブルを仕掛け、2人のDFを抜き去る。そのままさらに2人をかわしてペナルティエリア内へ侵入し、最後は飛び出したGKの位置を見て鮮やかなループシュートを決めた。
「バイタルエリアに入ったときにどうしようか悩んで、最近はいつもパスで逃げていたので、逃げずに行ってみようと思ったら、あんな感じになりました」
こう振り返った本田は、“ある意識”がゴールにつながったと述べる。
「やれるときにやろうと思っている意識。これまでだったら、あそこでドリブルをしようと思わない。あそこに行こうと思わないですよね。特に31歳まであそこに行ったことがない人間が行こうと思うのは、よほどのことだと思うんですよ」
31歳になってもなお、進化を続けている。その秘訣は「自分の中で新たな意識が芽生え始めていること」と、「フィジカル的にもそれを実践する体が付き始めていること」だという。
本田はメキシコでのプレーがトップレベルからは下がってしまうことを認めつつ、そこで得た収穫と今後の課題を次のように話した。
「今日のプレーは、プレミアリーグやイタリア(セリエA)ではできないわけで。ただ、このリーグで、この場所でやってのけられるっていうことも、今まではやろうとも思わなかったわけなので、確実に収穫と言える。たしかに、レベルは第一線からちょっと下がってしまうんだけど、それでも自分の新たなところに挑戦し続けているというのは、実感としてはある。今回代表には選ばれなかったけれど、これがハイレベル、第一線の相手にどこまでやれるかが次のステップですよね」
※本田圭佑オフィシャルメルマガの承認を得て一部抜粋、掲載しています。
By サッカーキング編集部
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