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上海申花の新指揮官、テベスは太り過ぎと指摘…負傷完治後も起用せず?

2017.09.14

上海申花加入後、2ゴールにとどまっているテベス [写真]=Power Sport Images/Getty Images

 上海申花に所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスについて、同クラブの新指揮官に就任したウー・ジングイ氏が「太り過ぎ」であると指摘。フィジカルコンディションが整うまで、試合で起用しない意向を示した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が13日に報じている。

 テベスは昨年末、世界最高額とされる週給61万ポンド(約8900万円)で上海申花へ加入。大いなる期待を背負って中国でのプレーを開始した。しかし、公式戦15試合に出場して2ゴールを挙げるにとどまっている。

 期待を裏切っているテベスについて、先月10日にはイタリアメディア『tuttomercatoweb.com』が「まもなく退団が決まる」と報道。同選手はふくらはぎを痛めていたため、治療を理由にアルゼンチンへ帰国した。

 今回の報道によると、テベスは上海申花でプレーを続行する模様だが、ジングイ新監督がコンディションに苦言を呈しているという。同監督は「彼は太り過ぎだ。(フレディ)グアリンもそうだ。私はチームと選手たちに責任を負わなければならない」とコメント。以下のように続けた。

「彼は私の戦術を表現してくれるだろうが、今すぐには起用できない。彼はフィジカル面で準備ができていない。プレーする状態にはない」

 現在33歳のテベスは、アルゼンチンのボカ・ジュニオルスでプロキャリアをスタート。ブラジルのコリンチャンスを経て2006年にヨーロッパへ渡り、2007年からはマンチェスター・Uでプレーした。以降はマンチェスター・Cやユヴェントスを渡り歩き、プレミアリーグを3度、セリエAを2度制覇している。2015年6月にボカ・ジュニオルスへ復帰。一時は現役引退も示唆していたが、昨年末に上海申花への加入が決まった。

By サッカーキング編集部

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