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久保裕也は後半途中出場も不発…ヘント、開幕戦で競り負け黒星スタート

2017.07.31

ヘントに所属する久保裕也(写真は昨季4月のズルテ・ワレヘム戦)[写真]=Getty Images

 ベルギー1部のジュピラー・プロ・リーグ開幕節が30日に行われ、シント・トロイデンとFW久保裕也の所属するヘントが対戦した。27日のヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦ファーストレグでフル出場した久保だが、リーグ開幕戦はベンチスタートとなった。

 試合は39分、アウェイのヘントが先制した。カリファ・クリバリが前線にスルーパスを送ると、反応したフランコ・アンドリヤシェヴィッチがペナルティエリア内右に抜け出し、右足シュートでゴールネットを揺らした。

 1点リードで折り返したヘントは61分、エリア手前左からのFKでダニエル・ミリチェヴィッチが右足でゴール右隅を狙うが、相手GKの好セーブに阻まれる。シント・トロイデンは直後の63分、右サイドに抜け出したアレクシス・デ・サールがクロスを入れると、ファーのイゴール・ヴェトケレが頭で叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 追い付かれたヘントは72分にアンドリヤシェヴィッチを下げて久保を投入。だがその直後、シント・トロイデンはエリア手前左でキープしたサミュエル・アサモアが走り上がったクリスティアン・セバージョスにパス。セバージョスはそのままエリア内左に進入し、左足シュートで逆転ゴールを奪った。

 しかし、ヘントも黙ってはない。直後の75分、左サイドで久保が獲得したFKで、ミリチェヴィッチが中央に低目のボールを送ると、ゴール前のサムエル・ギゴが右足で合わせて、同点に追い付いた。勝ち越したいヘントは85分、久保がエリア内左で粘り、シュートまで持っていくが、相手GKに阻まれた。

 攻め込んでいたヘントだが、勝ち越しゴールを奪ったのはシント・トロイデンだった。88分、S・アサモアがドリブルで持ち上がり、敵陣中央でセバージョスとスイッチ。そのまま持ち上がったセバージョスがエリア前中央で左足を振り抜くと、シュートはゴール右隅に決まった。

 試合はこのまま終了し、ヘントは2-3で競り負けて黒星スタートとなった。なお、久保は72分から途中出場した。

 ヘントは3日に敵地で行われるEL予選3回戦セカンドレグでラインドルフ・アルタッハ(オーストリア)と対戦。シント・トロイデンは5日にリーグ第2節でズルテ・ワレヘムとのアウェイゲームに臨む。

【スコア】
シント・トロイデン 2-3 ヘント

【得点者】
0-1 39分 フランコ・アンドリヤシェヴィッチ(ヘント
1-1 63分 イゴール・ヴェトケレ(シント・トロイデン
2-1 72分 クリスティアン・セバージョス(シント・トロイデン
2-2 75分 サムエル・ギゴ(ヘント
3-2 88分 クリスティアン・セバージョス(シント・トロイデン

By サッカーキング編集部

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