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39歳のドログバが米3部に選手兼共同オーナーとして加入「役に立ちたい」

2017.04.13

モントリオール・インパクトでも多くのサポーターに愛されていたドログバ [写真]=Getty Images

 元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが12日、アメリカ3部にあたるUSLプロフェッショナルリーグ(USL)のフェニックス・ライジングFCと契約を結んだことを発表した。

 現在39歳のドログバはマルセイユ、チェルシーなど様々なクラブで活躍。これまでにプレミアリーグでは254試合に出場して104ゴール、リーグ・アンでは80試合に出場して39ゴールと、ストライカーとして抜群の存在感を発揮してきた。コートジボワール代表としても105試合に出場して65得点を挙げ、母国の英雄として慕われてきたが、2014年8月に代表引退を発表していた。

 ドログバは、メジャーリーグサッカー(MLS)のモントリオール・インパクトで41試合に出場して、23得点をマークしたものの、昨年限りで同チームを退団。現役続行に向け、所属チームを探しているところだった。コリンチャンス(ブラジル1部)から熱烈なラブコールを受け、一時はブラジル行きも噂されていたが、今年2月に加入を否定していた。

 フェニックス・ライジングFCへの加入に際し、ドログバは「次のステージで何をすべきか、長い間模索してきた。フェニックスで与えられた仕事に対して、すごくワクワクしている」と喜びのコメント。

「北アメリカでのスポーツの発展に可能性を感じている。フェニックスのオーナーシップグループの話を聞いて、この組織の役に立ち、ピッチの内外で彼らの助けになりたいと感じたんだ」と語り、加入を決めた経緯を明かした。

 フェニックスは現在、USLのウェスタン・カンファレンスで3試合を終えて12位と出遅れているが、ドログバは「USLで結果を出したい。MLS参入を目指すうえで、フェニックスには最適な環境が揃っている」と巻き返しを誓っている。

 フェニックスは現在3部にあたるUSLに所属しているが、MLSとの間に入れ替え戦はなく、MLSの規模拡大による昇格を目指しているという。

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