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クラブに銃で脅され契約解除…ケニア代表MFが処分求めFIFAに提訴

2017.03.30

ミヘソがゴールデンアローズへの処分を求めてFIFAに提訴した [写真]=Getty Images

 ケニア代表MFクリフトン・ミヘソが、銃で脅されて契約解除を強要されたとして、元所属のレイモントビル・ゴールデンアローズ(南アフリカ)への処分を求めてFIFA(国際サッカー連盟)に提訴した。イギリスメディア『BBC』が29日に報じた。

 事件は今年1月14日に起きた。昨年夏からゴールデンアローズに所属していたミヘソは、練習後にクラブのCEO(最高経営責任者)からオフィスに呼び出されると、契約解除を通達されたという。話し合いが行われたが、途中で黒いスーツを着た2人の男が部屋に入ってくると事態は一転。同選手は銃を突きつけられて契約解除の書類にサインを強要されたという。

 現在24歳で未所属のミヘソはこの事件についてFIFAに提訴。ゴールデンアローズに対する補強禁止処分などの制裁を求めており、未払いの給料2万2000ドル(約244万円)の支払いも要求しているという。

 同選手は『BBC』の取材に対し、「オフィスに行ったらCEOは契約解除を望んでいると言ってきた。突然その日に言われたから、とてもショックだったよ。CEOと僕で話し合いが行われ、代理人は電話で参加していた。交渉はうまく進んでいたけど、オフィスで書類を読んでいたら、2人の男が来るのが見えたんだ。黒いスーツを着た彼らは道に迷っているようだった。彼らを見たこともなかったし、場所を尋ねるだけかと思っていた。だけど突然、銃を突きつけられたんだ。ショックで何をすべきかよくわからなかった。ただサインをしてそこに座っているだけだった。CEOもそこにいたが、彼らが書類を持っていったんだ」と当時の状況を説明している。

By サッカーキング編集部

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