自身の名が空港名となるクリスティアーノ・ロナウド [写真]=DPI / NurPhoto via Getty Images
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの故郷であるマデイラ島のマデイラ空港が、29日に「マデイラ・クリスティアーノ・ロナウド空港」へ改称されるようだ。スペイン紙『アス』が27日付で伝えている。
マデイラ島出身のC・ロナウドは、同島ではまさに英雄的存在。自身のミュージアムなども建てられているが、昨年7月にはマデイラ空港にその名前を冠することが議会で承認されていた。
同紙によれば、29日より同空港は「マデイラ・クリスティアーノ・ロナウド空港」へと改称される。同選手のこれまでの功績やマデイラ島への貢献を称えての改称だが、一方で批判の声も少なくないという。
同紙はその一つとして、承認過程についてポルトガルの中央政府が疑問を呈していることを挙げている。十分な議論が行われての名称変更でないのではないかと、その決定を問題視しているようだ。また、C・ロナウドではなく、現在マデイラ自治政府の主席を務めるアルベルト・ジョアン・ジャルディン氏の名を冠するべきだという意見も一部では上がっているという。
何はともあれ、名称変更は目前に迫っている。C・ロナウドが、故郷にまた一つ自身の名を残すことになりそうだ。