自身のキャリアについて語ったカカ [写真]=Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティに所属するブラジル代表MFカカが、サンパウロで行われたプロモーションイベントに出席。自身の今後を展望した。10日付のブラジルメディア『UOL』が伝えている。
2014年夏にミランからオーランド・シティに移籍したカカ。現在34歳の同選手は今後のキャリアについて尋ねられると、「オーランド・シティとの契約はあと1年(2017年末まで)残っているし、今はオーランド・シティでのプレーに集中している」と答えた。
ただし、引退後のキャリアについても思いを巡らせているようで、「イタリアで監督をやりたい。ただ、あと1年契約が残っているし、今後についてはゆっくり考えたい」とコメント。カカは2003年から2009年及び2013-14シーズンの7年間にわたってミランでプレーしており、2007年2月にはイタリア国籍を取得している。選手として大きな成功を収めた場所で、指導者としても活躍したいという思いがあるようだ。
一方、現在のブラジル代表について質問が及ぶと、「今のセレソンは本当に素晴らしい。監督は結果も伴った最高の仕事をしている」と、チームや指揮官を称賛。カカは今年6月にチッチ新体制が誕生して以降、代表には招集されていないが、「僕とセレソンの関係は非常に良かった。チッチ監督が必要としてくれるのであれば、今もセレソン復帰への思いは捨てていない」と語り、現役を続けている限りは、代表復帰は諦めないという意向も明らかにした。
(記事/Footmedia)
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