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U-16北朝鮮代表GK、1年間の出場停止処分 意図的に失点したと判断

2016.11.06

AFCがU-16北朝鮮代表のプレーに処分を下した [写真]=Getty Images

 アジアサッカー連盟(AFC)は4日、U-16北朝鮮代表GKチャン・ぺクホと、同代表チームを率いていたユン・ジョンス監督に1年間の出場停止処分を科したと公式HPを通じて発表した。

 AFCが問題視したのは今年9月23日に開催されたAFC U-16選手権のグループステージ第3戦、U-16北朝鮮代表対U-16ウズベキスタン代表のゲーム中におけるプレー。同試合の49分、ウズベキスタンのGKジャスール・ウムルザコフが自陣からロングキックを蹴りこむと、GKぺクホがペナルティエリアを飛び出す。しかしボールはGKぺクホの頭上を超えてゴールの方向へ。同選手はボールを追いかけるものの、全力で走っているようには見えず、さらにボールまでかなり距離のある位置でダイブ。立ち上がってもう一度追いかけたが、ボールはそのままゴールラインを割った。

 AFCは当該シーンについて、GKぺクホが意図的に失点したと判断。罰金1000ドル(約10万円)と1年間の出場停止を通達した。また、監督のユン・ジョンス氏に対しても罰金5000ドル(約51万円)と1年間の出場停止処分を科している。

 なお、この試合は3-1でウズベキスタンが勝利し、グループ1位通過となった。しかし準々決勝でU-16イラク代表に敗れ、2017 U-17ワールドカップの出場権を逃す結果に。一方の北朝鮮はグループ2位で決勝トーナメントへ進むと、準々決勝でU-16オマーン代表を破り、2017 U-17ワールドカップ出場権を獲得した。

 それでも、今回の処分でGKぺクホとユン・ジョンス監督は同大会に参加できないこととなった。

By サッカーキング編集部

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