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19歳のガンビア女子代表GK、地中海で溺死 ボートで欧州へ渡る途中に

2016.11.04

2012年のU-17女子ワールドカップに出場したガンビア代表 [写真]=FIFA via Getty Images

 ガンビア女子代表GKファティム・ジャワラが、地中海で溺死したことが明らかになった。3日、大手メディア『BBC』が報じている。

 同メディアによると、ジャワラは先月、リビアからヨーロッパに向けてボートで地中海を渡っていた模様。同選手の家族が、死去したことを明らかにしたようだ。

 1年前にガンビア女子代表でデビューしており、死去した際は19歳だったジャワラ。2012年にアゼルバイジャンで行われたU-17ワールドカップメンバーにも名を連ねていた。

 ガンビアのサッカー連盟会長を務めるラミン・カバ・バホ氏は、同選手の思い出について「彼女(ジャワラ)が、スコットランド女子代表とのフレンドリーマッチでPKを止めたことが印象的だったね」とコメントしている。

 同メディアによると、今年に入ってから、争いや貧困から逃れようとする4200名以上の難民が地中海で命を失っている見込み。19歳という若さで代表チームに入った期待の選手が犠牲となる、残念な結果となってしまった。

By サッカーキング編集部

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