強行出場の可能性を報じられたJ・ロドリゲス [写真]=LatinContent/Getty Images
レアル・マドリードに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選に強行出場する可能性があるようだ。スペイン紙『アス』が3日に報じている。
J・ロドリゲスは2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節のエイバル戦でピッチに立つ予定となっていたが、試合直前に出場を回避。試合後、レアル・マドリードは同選手が左足ヒラメ筋に筋挫傷を負っていると発表した。
コロンビア代表は南米予選8試合を終え、4勝1分け3敗の勝ち点13で4位につけている。10月の国際Aマッチウイークでは、6日にパラグアイ代表(6位)とアウェーで対戦した後、11日にはウルグアイ代表(首位)をホームに迎える。混戦を勝ち抜いてロシアへの切符を掴むためにも、重要な2連戦を控えている。
今回の報道によると、J・ロドリゲスはコロンビア代表に合流したうえで、試合出場の可能性を探ることとなった。コロンビア代表のホセ・ペケルマン監督は、同選手がウルグアイ代表戦に出場することを熱望。J・ロドリゲスは負傷を抱えた状態で9200キロメートルもの長距離移動を行い、パラグアイでトレーニングを実施している代表チームに合流した。
報道によると、J・ロドリゲスはグレード1の重度のケガをしており、通常であれば全治まで2週間程度を要するという。ウルグアイ代表戦に強行出場することとなれば、負傷から9日後の実戦復帰となる。
首位相手の大一番に向け、コロンビア代表の首脳陣が背番号「10」の出場を望むことは自然な流れだ。一方、負傷者続出のレアル・マドリードにとっては、J・ロドリゲスにケガを悪化させるリスクを負わせたくないはず。両者の思惑が交錯する中、どのような決定が下されるか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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