ウォーリアーズに敗れて今季4敗目を喫したアルビレックス新潟シンガポール
2016Sリーグ(シンガポールリーグ)第21節が30日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールは、ウォーリアーズが対戦。アルビレックス新潟シンガポールは15勝2分3敗(勝点47)で首位、ウォーリアーズは勝点22(5勝7分9敗)の7位で、この一戦に臨んだ。
残り4試合となった今季のリーグ戦、アルビレックス新潟シンガポールはウォーリアーズに勝利し、翌10月1日の試合で2位タンピネス・ローバーズが敗れるとリーグ初優勝が決まる状況で迎えた。
アルビレックス新潟シンガポールはGK笠川永太がリーグ戦2試合連続の先発出場。前線には、FW河田篤秀が出場停止から復帰した。一方、ウォーリアーズは日本人DFの福田健人が先発メンバーに名を連ねている。
開始早々の9分、ウォーリアーズは右サイドからロングスローを入れると、これをゴール前で直接ヘディングシュート。これがゴールにそのまま吸い込まれてゴール、ウォーリアーズが先制点を奪う。
出鼻をくじかれたアルビレックス新潟シンガポールは12分、右サイドから鎌田啓義が右足でクロスを送る。これを中央で河田篤秀が頭で狙うが、クロスバーに弾かれる。18分にはゴール前右45度から乾達朗が左足でシュート。際どいコースに飛んだ一撃は、僅かにゴール左へ外れた。
36分にはこの試合でSリーグ通算100試合出場となった長崎健人が横パスを送ると、最終ラインから上がってきた藤原賢土が左足でミドルシュート。しかし、これも枠をとらえることができず、試合はウォーリアーズが1点をリードして後半へ。
後半に入ると52分、アルビレックス新潟シンガポールは右サイド乾達朗のクロスを中央で河田篤秀が落とすと稲葉修土が左足で強烈なシュートを放つ。これはGKに弾き出されてしまう。
アルビレックス新潟シンガポールは地頭薗雅弥、三根和起を投入し攻撃の手を強める。しかし、再三のシュートを放つもなかなかゴールに結び付けられない。
すると86分、ウォーリアーズは右サイドからのCKを中央でヘディングで合わせられると、これが決まり試合終盤に貴重な追加点を奪う。そのまま逃げ切ったウォーリアーズが完封勝利で今季6勝目を飾った。
一方のアルビレックス新潟シンガポールは、今季4敗目を喫してリーグ初優勝へ王手をかけることはできなかった。
【スコア】
ウォーリアーズ 2-0 アルビレックス新潟シンガポール
【得点者】
1-0 9分 ムハンマド・リドファン(ウォーリアーズ)
2-0 86分 ホナタン・ベヘ(ウォーリアーズ)
By サッカーキング編集部
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