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元クロアチア代表FWクラスニッチが危篤状態 腎臓悪化でドナー待ち

2016.10.01

クロアチア代表として活躍したクラスニッチ氏(写真は2008年) [写真]=Getty Images

 元クロアチア代表FWイヴァン・クラスニッチ氏が危篤状態となっている。30日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』が報じた。

 クラスニッチ氏はブレーメンに在籍していた2007年に腎不全を患い、母親からの臓器移植手術を行った。だが同氏の体が拒否反応を起こしたため、父親から臓器を移植。その後驚異的な回復を見せ、ユーロ2008にクロアチア代表として出場するまでに至った。

 同紙によると、クラスニッチ氏は現在、病が再発し危篤状態となっている模様。生存するためには臓器移植を行う必要があり、クラスニッチの体に合致するドナーを待っているという。

 病と闘うクラスニッチ氏には9歳の娘がいる。同氏は娘を思い、「全てのことを普通のように行うべきなんだよ。娘は僕が病気で、頻繁に病院へ行く必要があることを知っている。けれど、その理由は知らない。僕は娘を怖がらせたくないんだ」と言葉を残した。

 現在36歳のクラスニッチ氏は、ザンクト・パウリやブレーメン、ボルトンなどでキャリアを積んだ。また、2004年にクロアチア代表デビューを果たした同氏は、2006年のワールドカップ・ドイツ大会にも出場。グループステージ第2戦でジーコ氏率いる日本代表と対戦した際には、フル出場を果たしていた。

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