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テベスが今年限りでの引退を示唆「サッカー界での生活に疲弊している」

2016.09.29

今年限りでの現役引退を示唆したFWテベス [写真]=LatinContent/Getty Images

 ボカ・ジュニアーズに所属するアルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、自身の去就やアルゼンチンサッカー協会(AFA)に対する意見などを語った。28日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

 テベスは「今年限りで引退する可能性がある。そのことについて考えている。これは個人的な決定だ。サッカー界での生活に疲弊しているんだよ」と、2016年限りで現役を引退する可能性があると示唆した。

 また、2015年から母国アルゼンチンのクラブに復帰したテベスは、AFAへの批判も吐露。「この組織は酷すぎる。ヨーロッパでは6カ月先までどのチームといつ対戦するのかがわかっている。ここでは何も予定が立てられないんだ」と、協会への不満を爆発させた。

 現在32歳のテベスは、2006年からヨーロッパに渡り、マンチェスター・U、マンチェスター・C、ユヴェントスなどでプレー。プレミアリーグを3度、セリエAを2度制覇するなど、輝かしい実績を残した。

 古巣ボカ・ジュニアーズへの強い思いを持ち、母国での引退を夢だとも語り、11年ぶりに復帰したテベス。皮肉なことに、アルゼンチンサッカー協会への不満が引退の原因となってしまうのだろうか。

By サッカーキング編集部

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