チリ3部で侵入した犬がボールを止める“珍事”が発生(写真はイメージ) [写真]=Getty Images
チリ3部リーグ(セグンダ・ディヴィシオン)で“珍事”が発生した。11日に行われたトラサンディーノとメリピージャの一戦で、ピッチに侵入した犬がボールを止める一幕があった。大手メディア『ESPN』が19日に報じている。
“問題”の場面はメリピージャの攻撃で起きた。最終ラインの背後へのスルーパスが通り、ペナルティーエリアに差し掛かってシュートを放とうかというところで、トラサンディーノのDFがスライディングを敢行。相手のシュートは阻止したものの、こぼれ球がゴール方向へと転がっていった。
あわやオウンゴールかとも思われたが、ボールは枠の左へと逸れていった。トラサンディーノのチリ人GKファビアン・セルダは軌道を確認して見送り、ゴールキックとなるはずだった。
しかし次の瞬間、ピッチに侵入していた犬がゴールライン上でボールを“トラップ”。ライン上で止まったボールを見たメリピージャの選手が反応し、GKセルダは慌てて対応へ向かった。
思わぬ“侵入者”がプレーに関与した様子を、『ESPN』は動画付きで紹介。思いがけない形で注目を集めることとなったGKセルダは「ボールが(枠を)逸れていたから、わざと見送ったんだ。でも今は、みんなが『犬がゴールを守った』と言うよね。うんざりしているんだよ」と、記者に対して愚痴をこぼしていたという。
By サッカーキング編集部
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