1試合でPK3本をストップしたダンディー・Uの守護神ベル [写真]=Getty Images
スコティッシュ・チャンピオンシップ(スコットランド2部)で、キーパーが試合中に3本のPKをストップする大活躍を見せた。11日付けのスコットランド紙『デイリーレコード』が報じている。
昨シーズンまでGK川島永嗣も所属していたダンディー・Uは今シーズン、2部を戦っている。10日に行われたリーグのダンファームリン戦で、今夏レンジャーズから加入した新守護神のスコットランド人GKカミー・ベルがPK3本をストップする快挙を達成した。
ベルは序盤の9分にスコットランド人FWギャヴィン・レイリーのPKをストップ。ゴールマウス中央に蹴りこまれたボールを右腕一本でなんとか弾き返し、先制点を許さない。
27分に再びエリア内でファウルを取られたダンディー・U。ダンファームリンはキッカーをスコットランド人FWニッキー・クラークに変更してきた。クラークはゴール左隅を狙ってきたが、ベルはコースを完全に読んでセーブ。再びチームのピンチを救った。
3度目のPKも前半のうちに訪れた。今回のキッカーはセルティックからレンタル移籍中の20歳、スコットランド人FWポール・マクマラン。ベルが再び完全にコースを読みきり、左隅へのシュートをセーブしている。
見事なパフォーマンスで“逆ハットトリック”を達成したベル。試合後のインタビューでは「恐らく、2度と起きないだろうね。笑顔が止まらないよ。キャリアが終わるまで、忘れることはないだろう」と、快挙達成に喜びを爆発させていた。
By サッカーキング編集部
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