PKで先制ゴールを決め、喜ぶネイマール [写真]=LatinContent/Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第7節が9月1日に行われ、エクアドル代表とブラジル代表が対戦した。
南米予選第6節を終えて2勝3分け1敗、勝ち点9の6位に低迷するブラジルが、チッチ新監督の初陣をアウェーで迎えた。本大会出場圏内の4位進出を目指すべく、勝利が欲しい一戦。新指揮官はDFダニエウ・アウヴェス(ユヴェントス)やDFマルセロ(レアル・マドリード)、MFウィリアン(チェルシー)、FWネイマール(バルセロナ)らを先発メンバーに起用した。代表初招集のFWガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・C)も先発入りを果たしている。
前半は両チームともにゴールネットを揺らせず、前半は0-0で終了。後半勝負となった。
均衡が破られたのは72分だった。ブラジルがPKを獲得すると、ネイマールが助走でワンフェイクを入れてからゴール左隅へ強烈なシュートを沈めた。
ようやく先制に成功したブラジルは、76分にエクアドルが退場者を出したことで数的優位に立った。すると87分、左サイド深くまで攻め上がっていたマルセロのクロスにG・ジェズスが反応。ニアサイドへ走り込み、右足アウトサイドで合わせて2点目を決めた。
代表デビュー戦でゴールを決めたG・ジェズスはさらに後半アディショナルタイム、左サイドのネイマールからパスを受けると、ペナルティーエリア左手前から右足を一閃。ゴール右隅へ正確なコントロールショットを決め、勝利を決定付けた。
試合は3-0で終了。ネイマールがPKで先制弾、そしてG・ジェズスが2ゴールを決めたブラジルがアウェーで快勝し、勝ち点を12に伸ばした。次節は6日、コロンビア代表とホームで対戦する。一方のエクアドルは南米予選2敗目。勝ち点は13となっている。次節は6日、ペルーとのアウェーゲームに臨む。
【スコア】
エクアドル代表 0-3 ブラジル代表
【得点者】
0-1 72分 ネイマール(PK)(ブラジル代表)
0-2 87分 ガブリエウ・ジェズス(ブラジル代表)
0-3 90+3分 ガブリエウ・ジェズス(ブラジル代表)
By サッカーキング編集部
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