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激怒のGK、ポストに蹴り入れスパイク交換も…PKダブルストップで優勝

2016.08.15

サポーターに声を荒げ一喝したムスレラ。PK2本をセーブしチームを優勝に導いた [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 ガラタサライに所属するウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラが激怒した。14日付けのイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ムスレラは13日のトルコ・スーパーカップのベジクタシュ戦に出場。スコアレスのまま突入した延長戦でガラタサライが先制点を奪うと、興奮した同クラブのファンがピッチ内に発煙筒を複数投げ込み試合が一時中断した。この行為に激怒したムスレラは自身が守るゴールのポストに蹴りを入れ、観客席の方へ歩いて行き大声で何か言葉をかけている。発言の内容は不明だが彼のジェスチャーからは怒りが伝わってくる。

 強烈なキックが原因でスパイクに不具合が出たようで、新しい物に履き替えて再び試合に戻ったムスレラ。その後オウンゴールで同点に追いつかれたが、PK戦では相手のキック2本をセーブする大活躍でチームを栄冠に導いた。

 現在30歳のムスレラは、モンテビデオ・ワンダラーズでデビューを飾り、2007年にラツィオで欧州初挑戦。4年間を過ごした後、2011ー12シーズンよりガラタサライに移籍すると、絶対的守護神としてチームを支えてきた。昨シーズンはリーグ戦やチャンピオンズリーグなど48試合でゴールマウスを守っている。

 同試合に関しては、スタジアム外でも両軍のサポーター間でトラブルがあるなど、プレー以外のシーンが注目を集めた。観客の行為を一喝したムスレラは、プレーでもPKを止める活躍。ピッチ内外で大きな存在感を示した。

By サッカーキング編集部

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