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首位アルビレックス新潟S、リーグ戦2連敗で2位との勝ち点差は「1」に

2016.08.06

アルビレックス新潟シンガポール、リーグ戦2連敗で2位との勝ち点差が「1」となった

 2016Sリーグ(シンガポールリーグ)第17節が5日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールとブルネイ・ディーピーエムエムが対戦した。カップ戦による中断期間を経て、約1カ月半振りの再開となったSリーグ。アルビレックス新潟シンガポールは12勝2分2敗(勝点38)の首位、対するブルネイ・ディーピーエムエムは6勝4分6敗(勝点22)の3位でこの一戦を迎えた。リーグカップ決勝戦で顔を合わせた両クラブが、戦いの舞台をシンガポールからブルネイへと移しての再戦となった。

 アルビレックス新潟シンガポールは、リーグカップ決勝を出場停止で欠場したMF地頭薗雅弥が先発に復帰。一方のブルネイ・ディーピーエムエムは、ポルトガル人MFのセルジオを出場停止で欠いて臨んだ。

 7分、アルビレックス新潟シンガポールは熊田瑠偉のポストプレーから地頭薗雅弥がミドルシュート。いいコースに飛んだが、GKに弾き出された。14分、田中脩史のスローインを受けた河田篤秀が左サイドを突破してシュートを放つ。これはGKの正面。18分には、地頭薗雅弥の浮き玉パスに熊田瑠偉が抜け出す。GKと1対1になりかけたが、クリアされて先制点とはならなかった。

 28分、試合が動く。アルビレックス新潟シンガポールのバックパスを奪ったブルネイ・ディーピーエムエムは、ペナルティエリア内に進入。飛び出したGK野澤洋輔が相手を倒してPKを与えてしまう。29分、ブルネイ・ディーピーエムエムが、PKを落ち着いて決めて先制に成功する。ブルネイ・ディーピーエムエムが1点のリードを奪い前半を終える。

 52分、アルビレックス新潟シンガポールは山田幹也が前線でボールを奪うとそのまま熊田瑠偉へスルーパスを送る。抜け出した熊田瑠偉が左足で決めてゴール。リーグカップ決勝に続く熊田瑠偉のゴールでアルビレックス新潟シンガポールが同点に追い付く。

 61分、右サイドから途中出場の免田朋己がスルーパスを送ると抜け出した熊田瑠偉が右足で強烈なシュート。決まったかと思われたが、これは右ポストをたたく。72分には右サイドから免田朋己がクロスを送ると完全にフリーになった河田篤秀がファーサイドでボールを受ける。決定的なシーンだったが、河田篤秀のシュートはGKに阻まれた。

 アルビレックス新潟シンガポールは乾達朗、鎌田啓義を入れて攻勢を強める。しかし90分、ブルネイ・ディーピーエムエムはCKをニアサイドでコースを変えるとファーサイドで押し込みゴール。土壇場でブルネイ・ディーピーエムエムが勝ち越し点を奪う。

 アディショナルタイムには野澤洋輔のロングボールを河田篤秀がヘディングで落とすとゴール前の鎌田啓義に決定機が訪れたがGKに防がれ試合終了。公式戦今季4度目の対戦でブルネイ・ディーピーエムエムが初勝利。アルビレックス新潟シンガポールは中断前のタンピネス戦に続く敗戦で今季初の2連敗。第17節を終えて2位タンピネスに勝点差を1に縮められる結果となった。

【スコア】
ブルネイ・ディーピーエムエム 2-1 アルビレックス新潟シンガポール

【得点者】
1-0 29分 ラファエル・ラマゾッティ(ブルネイ・ディーピーエムエム)
1-1 52分 熊田瑠偉(アルビレックス新潟シンガポール)
2-1 90分 ユラ・インデラ・プテラ(ブルネイ・ディーピーエムエム)

By サッカーキング編集部

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