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アルビレックス新潟S、シンガポール史上初のリーグカップ2連覇達成

2016.07.31

アルビレックス新潟シンガポールが2年連続3度目のリーグカップ制覇を果たした

 2016シンガポール・リーグカップ決勝が30日に開催。アルビレックス新潟シンガポールがブルネイ・ディーピーエムエムが対戦した。

 準決勝を4-0の快勝して決勝へと進出したアルビレックス新潟シンガポールはリーグカップ2連覇、3度目の優勝を目指す。一方のブルネイ・ディーピーエムエムは今大会グループステージから4連勝、無敗で決勝まで駒を進めてきた。

 アルビレックス新潟シンガポールはDF代田敦資がグループステージ初戦以来の先発復帰、累積警告で出場停止のMF地頭薗雅弥に代わり、MF乾達朗が先発に入る。

 最初のシュートはアルビレックス新潟シンガポール。9分、乾達朗がミドルシュートを放つが、枠を捉えきれなかった。続く13分、ハーフウェイライン手前でボールを受けた河田篤秀が個人技でDFをかわすとそのまま右足でロングシュート。しかし、ボールは枠を大きく越えていった。

 スコアレスで前半を終えるかと思われた42分、アルビレックス新潟シンガポールは乾達朗の縦パスを受けた熊田瑠偉がペナルティーエリア手前から振り向きざまに右足で強烈なシュート。これがゴール左隅に鮮やかに決まる。熊田の今季初ゴールでアルビレックス新潟シンガポールが先制し、前半を折り返す。

 後半に入ると58分、左サイドを突破した河田篤秀が中央へ送ると乾達朗が左足でボレーシュート。しかし、ゴール右へ外してしまい追加点とはならない。60分、アルビレックス新潟シンガポールは乾達朗に代えて、FW鎌田啓義を投入。最初の交代カードを切る。

 62分、右サイド山田幹也のクロスを中央で熊田瑠偉が右足でボレーシュート。決定的だったがゴールマウスを僅かに外してしまう。

 さらに63分にはペナルティエリア内で河田篤秀のパス受けた長崎健人がシュート、GKが弾いたところを田中脩史が左足で押し込んだかに見えたがゴールライン上でDFにクリアされてしまう。立て続けに決定機を迎えたアルビレックス新潟シンガポールだがブルネイ・ディーピーエムエムの必死な守備に阻まれなかなか追加点を奪えない。

 すると68分、ブルネイ・ディーピーエムエムはロングボールをヘディングで裏へ送るとペナルティエリア内に進入。決定的なシーンだったが、シュートはGK野澤洋輔がファインセーブで防いだ。

 ピンチを逃れたアルビレックス新潟シンガポールは79分、長崎健人のCKをファーサイドで河田篤秀が飛び込みヘディングシュート。これがネットを揺らし追加点、河田篤秀の2試合連続ゴールでアルビレックス新潟シンガポールが試合を決定づける。

 試合はそのまま逃げ切ったアルビレックス新潟シンガポール2-0で快勝。2011年、昨年に続く3度目のリーグカップ制覇、そしてシンガポール史上初のリーグカップ2連覇を達成した。

【スコア】
ブルネイ・ディーピーエムエム 0-2 アルビレックス新潟シンガポール

【得点者】
0-1 42分 熊田瑠偉(アルビレックス新潟シンガポール)
0-2 79分 河田篤秀(アルビレックス新潟シンガポール)

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