クレスポ氏(右)が、メッシ(左)引退後のアルゼンチン代表に期待を述べた(写真は2006年ワールドカップドイツ大会) [写真]=Bongarts/Getty Images
元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポ氏が、同代表からの引退を表明したFWリオネル・メッシ(バルセロナ)についてコメントした。16日付けのスペイン紙『マルカ』が伝えている。
コパ・アメリカで決勝に進みながらも、2年連続でチリ代表に敗れて優勝を逃したアルゼンチン。大会終了後にはエースであるメッシが代表引退を表明し、話題となった。
クレスポ氏は同代表について「アルゼンチンは強い。過去3つの大会を見てみればわかる。コパ・アメリカで2度、そしてワールドカップでも決勝に進出しているんだ」とチームとして強力であるとの見解を示した。
メッシについては「メッシが良くなかったなんて、言いたくないよ。彼はよくやっていたし、代表のトップスコアラーで世界のベストプレーヤーなんだ。不運だったよ」とパフォーマンスを擁護。その上で「重要なのはメッシについてではなく、我々が23年間も主要タイトルから遠ざかっているということなんだ。オリンピックは制したが(2004年と2008年)、それと同時にたくさんの決勝で敗北してきた。でも、力はある」と、メジャータイトルを長らく獲得できていない現状について語り「次こそ優勝できると思うよ」と、メッシ引退後の代表への期待感を示した。
By サッカーキング編集部
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