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スポンサー収入が6割超…“ピッチ外”で稼ぐネイマール、C・ロナとの違いとは

2016.07.08

“ピッチ外”での収入が61パーセントを占めているネイマール [写真]=Getty Images

 アメリカの経済誌『フォーブス』は7日、バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールに関する特集記事を掲載。同選手の収入内訳について、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと比較しながら特徴を紹介している。

 同誌は6月8日に「世界で最も稼ぐスポーツ選手」ランキングを発表。C・ロナウドが年収8800万ドル(約88億6000万円)で首位に立ち、ネイマールは3750万ドル(約37億7000万円)で21位にランクインした。

 年収総額ではC・ロナウドが2倍以上の差を付けているが、ネイマールの収入内訳には「スポンサー料、コマーシャル契約額が61パーセントを占める」という特徴がある。同誌によれば、ネイマールは「現役選手で唯一“ピッチ外”での収入割合が全体の50パーセントを上回っている」という。

 ネイマールは年収3750万ドルのうち、実に61.3パーセントを占める2300万ドル(約23億1000万円)がスポンサー収入だった。一方、C・ロナウドのスポンサー収入は年収8800ドル中、3200万ドル(約32億2000万円)。割合は約36.4パーセントだった。また、年収額ランキング2位(8140万ドル、約81億9000万円)に入ったバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのスポンサー収入の割合は約34.4パーセントとなっている。

 なお、現在24歳のネイマールがスポンサー収入として得ている額は、C・ロナウドやメッシが同じ年齢だった頃の2倍以上だという。ネイマールがいかに“ピッチ外”で稼いでいるかが浮き彫りになった形だ。

 同誌は「フィールド上で稼いでいる金額はその選手の価値を計るうえで重要だ。だが、それだけでは収入の全体像を捉えることはできない」と記している。

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