スウェーデン代表の主将を務めるイブラヒモヴィッチ。ユーロ2016が代表最後の大会となるようだ [写真]=VI Images via Getty Images
スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが21日、ユーロ2016終了後に代表を引退することを発表した。大手メディア『スカイスポーツ』が同日に伝えた。
34歳のイブラヒモヴィッチは、2001年1月に代表デビュー。UEFA(欧州サッカー連盟)によると、これまで通算115試合に出場し、62ゴールを記録している。
115 caps, 62 goals (and counting). Zlatan's had some international career…#EURO2016 pic.twitter.com/O342czo4pc
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) June 21, 2016
現在開催中のユーロ2016ではキャプテンとしてスウェーデン代表をけん引しているが、ここまでノーゴールで、チームも1分1敗と今大会未勝利。22日には、決勝トーナメント進出を懸けてベルギー代表との直接対決に臨む。
イブラヒモヴィッチは21日の会見で「オリンピックには参加しない。なぜなら、俺にとってユーロでの最後の試合がスウェーデン代表としてのラストゲームになるからだ。可能な限り試合ができるように願っている」と大会終了後の代表引退と、リオ五輪不参加を明言。「失望は全くしていない。スウェーデン代表のキャプテンになれたこと、そしてこれまで俺が成し遂げてきたことをとても誇りに思っている」と語った。
さらに、「全てのサポーターに感謝したい。俺が成し遂げてきたことを可能にしてくれたのはサポーターたちだからだ。彼らなしでは、成し遂げることなんてできなかった。俺がどこへ行こうとも、スウェーデンを応援し、後押ししていく。失望なんて全く無い。あるのは誇りだけだ。とても感謝している。ありがとう」と感謝の言葉を口にした。
なお、今シーズン限りでパリ・サンジェルマン退団が決まっているイブラヒモヴィッチは今夏、恩師ジョゼ・モウリーニョ監督を迎えたマンチェスター・U加入が有力視されている。
By サッカーキング編集部
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