ハンブルガーSVへの移籍が失敗に終わったセク・サノゴ [写真]=Getty Images
日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVとU-23日本代表FW久保裕也のヤング・ボーイズが、選手の移籍手続きを巡って互いに責任をなすりつけあっている。ドイツ紙『ビルト』が2日に報じた。
報道によると、ハンブルガーSVはヤング・ボーイズに所属するコートジボワール人MFセク・サノゴの獲得を目指していた。だが、契約書が添付されたEメールが届いたのは、移籍期限を数分過ぎた2月1日の18時4分。サノゴはすでに新天地でのメディカルチェックをパスしていたが、移籍は不成立に。同選手は即日、ベルンへ戻っていったという。
しかし、3日付の同紙によれば、ヤング・ボーイズはハンブルガーSVの発言に真っ向から反論。前者でスポーツディレクターを務めているフレディ・ビッケル氏は、スイス紙『ブリック』に対し、「(ハンブルガーSVのスポーツディレクター)ペーター・クネーベルが我々にサノゴのレンタル移籍をお願いしてきたのは16時31分だった。我々は17時51分には書類をメールで送っている。その後、ハンブルガーSVから(メールが届かないという)電話が来たので、17時54分にもう1度メールを送った」と、ヤング・ボーイズ側に落ち度はなかったと主張している。
By サッカーキング編集部
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