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グアリン、ジェルヴィーニョらも中国移籍か…ACLで日本勢と対戦も

2016.01.14

江蘇舜天への移籍が報じられたグアリン(左)とジェルヴィーニョ(右) [写真]=Getty Images

 冬の移籍市場で、日本代表DF長友佑都が所属するインテルのコロンビア代表MFフレディ・グアリンなどに中国クラブへ移籍する可能性が浮上した。13日付のイタリアメディア『FootballITALIA』などが報じている。

 同紙によると、中国スーパーリーグの江蘇舜天がグアリンの獲得を狙っているようで、すでに同クラブは移籍金1500万ユーロ(約19億5000万円)を用意したという。グアリンには以前から移籍が報じられており、昨季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)王者である広州恒大への加入も噂されていた。

 江蘇舜天はグアリンの他にも、日本代表FW本田圭佑の同僚であるミラン所属のブラジル代表FWルイス・アドリアーノにオファーを提示し、獲得に迫っていることが報じられている。さらに、サンプドリアのイタリア代表FWエデルやローマでプレーするコートジボワール代表FWジェルヴィーニョの獲得にも乗り出していることが明らかになった。

 サンプドリアのマッシモ・フェッレーロ会長は、「エデルは中国から巨額オファーをもらった。サンプドリアの立ち位置を考えると、ビッグクラブからのオファーには応じるが、今回はエデルを放出するつもりはない」と同選手の移籍を否定した。一方でジェルヴィーニョが所属するローマは、13日にチームの低迷を理由にリュディ・ガルシア氏を解任した。同クラブは同時に戦力の見直しも図っており、資金調達のためにジェルヴィーニョを放出させる可能性が高いようだ。

 セリエAのクラブから4選手を引き抜こうと積極的な動きを見せている江蘇舜天は、ACL2016への参加が決定している。FC東京が2月9日に行われるプレーオフを勝ち抜けば、グループリーグで対戦する。江蘇舜天が大型移籍を成功させれば、日本クラブのACL制覇に向けて大きく立ちはだかることが予想され、今後の展開に注目が集まる。

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