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前代未聞? 副審のシミュレーションで選手が退場か…ボール直撃で倒れこむ

2015.12.03

退場を宣告されたウアチパトのサガル [写真]=Getty Images

 チリ・プリメーラ・ディビシオンにおいて、副審のシミュレーションによって選手が退場する事件が発生した。イギリスメディア『TalkSPORT』が報じた。

 該当の試合は11月30日に行われたウアチパト対パレスティーノの一戦。この試合は0-0のスコアレスドローで終了したのだが、54分にウアチパトのMFアンジェロ・サガルが退場している。

 問題の場面は、サガルがタッチライン際で相手選手からボールを奪い、ピッチ外に蹴りだしたところ。サガルの蹴ったボールが副審の足に当たり、その副審がひざ付近を抑えて倒れこんだのだ。そして、驚くべきことに主審はサガルにレッドカードを提示した。当然、ウアチパトの選手は納得できずに審判団に猛抗議したが、判定は覆ることなくサガルはピッチを後にした。

 サガルが退場に至るまでに何らかの不適切な発言があった可能性もあるが、ボールが当たったことについては間違いなく副審が倒れて苦しむような場面ではなかった。主審はサガルが意図的に副審を目掛けてボールを蹴ったと判断したのかもしれないが、どのような経緯でこのような事態になったのか気になるところだ。

(記事提供:Qoly)

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