2015.09.30

警察官の主審がピッチ上で拳銃を取り出す…試合後に精神鑑定を実施

サッカー総合情報サイト

 判定に猛抗議する監督や選手たちに対し、主審がピッチ上で銃を取り出す事件がブラジルで起きた。イギリス紙の『デイリーミラー』や『メトロ』など複数メディアが29日付で報じている。

 事件は、中西部ミナスジェライス州で行われた地方リーグのブルマジーニョ対アマンテ・ドゥ・ボラの試合中に、主審を務めたガブリエル・ムルタ氏が下した判定をきっかけに起きた。相手の危険なプレーに激怒したアマンテ・ドゥ・ボラの選手たちや監督がピッチに乱入し、相手選手の退場を求めて猛抗議。すると興奮の収まらない同クラブの選手たちがムルタ氏に詰めより殴る蹴るなどの乱闘に発展した。

 その暴力行為に危険を感じた同氏は、走ってロッカールームに逃げた後、拳銃をピッチに持ち出し、事態を収拾させようとした模様。普段、警察官を務める同氏は、選手たちの暴力に身の危険を感じ、自己防衛のために銃を持ってきていたと証言している。

 なお、同氏は試合後に精神鑑定を実施。その結果次第で審判の資格を永久剥奪するかどうかを決定すると審判委員会が公式に声明を出している。

 同委員会代表のジュリアーノ・ボッザーノ氏は、「交わされたやり取りや事件の経緯、本人の心理状況を考慮し、これからどのような対応をしなければならないかを検討していきたいと思う。これは明らかに異常な事態であり、早急に判断を下すのは避けたい。彼が銃を取り出したのは、彼の観点からすれば、その時点で状況をコントロールするのに銃が必要だったからだろう」と述べている。

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