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日本も油断は禁物…ジャマイカがFIFAランク139位のニカラグアに敗れる

2015.09.06

ジャマイカ代表を破ったニカラグア代表(写真は6月のもの) [写真]=VI Images via Getty Images

 4日に行われた2018年ロシア・ワールドカップ 北中米カリブ海地域の3次予選で、カリブ海の強豪・ジャマイカ代表がホームでFIFAランク139位のニカラグア代表に黒星を喫する波乱があった。

 7月に行われた2015 CONCACAFゴールドカップ(大陸選手権)で準優勝を成し遂げ、日本代表とも対戦した1998年以来のW杯出場に期待が高まるジャマイカ。最新のFIFAランキングでは52位と、同58位の日本を上回っており、3次予選より満を持しての登場…となるはずだった。

 しかし、試合開始早々にハンドでPKを献上して先制を許すと、直後に追加点を決められ2点のビハインドを背負うことになる。すぐさま反撃に転じたもののニカラグアの体を張った守備を崩せず、後半にもワンチャンスから3失点目を喫してしまう。

 よもやの展開にスタジアムは静まり返るが、69分にダレン・マトックスの個人技で1点を返すと、78分にはセットプレーからエイドリアン・マリアッパが押し込み1点差に詰め寄る。なおも猛然と攻め立てたが、前半の失点が響き2-3で敗れた。

 ジャマイカは8日に行われるアウェーでのセカンドレグで“2点差以上か4ゴール以上”の勝利が必要となり、いきなり予選敗退の窮地に立たされることとなった。

 世界最貧国の1つに数えられるニカラグアはこれまでW杯に出場した経験はなく、ベリーズとともに中米最弱とされてきた。しかし近年は2009年のゴールドカップに初出場するなど力を付けてきており、1次予選から登場した今予選ではこの日の勝利で5連勝となった。

 日本代表は8日にロシアW杯アジア2次予選で、FIFAランキング130位のアフガニスタン代表とイランの首都テヘランで対戦する。こういった事例もあり、日本も格下だからといって油断は禁物だ。

(記事提供:Qoly)

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