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ラスベガスのマフィア博物館、9月よりFIFAの汚職事件を展示へ

2015.07.31

今年5月、複数幹部が逮捕されたFIFA [写真]=Getty Images

 アメリカのラスベガスにある国立マフィア博物館(通称:モブ博物館)が9月1日より、サッカー界における不正事件をまとめた展示物を永久的に公開することを発表した。イギリスの『ロイター通信』などが30日に報じている。

 モブ博物館は、現在世界を震撼させている国際サッカー連盟(FIFA)の内部汚職事件の報道写真や記事などを展示する予定で、同展示区画は「美しきゲーム、悪に染まる」と題されている。モブ博物館は声明文で「博物館の新たなFIFAの展示物は幹部らによる不正取引や賄賂、内部機密や八百長を分かりやすく解説している。展示物はFIFA内部に蔓延している汚職横行の実態に鋭く迫っている」と説明した。

 アメリカのニューヨーク検察当局は今年5月、9名のFIFA幹部と5名のスポーツマーケティング会社の幹部が過去24年間にわたり1億5000万ドル(約186億円)にも及ぶ賄賂を取引していたとして起訴しており、大手銀行への調査などを強化している。

 なお、2012年にオープンしたモブ博物館は、ラスベガスの観光名所として人気を博している。

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