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プレミアリーグへの継続参戦を望むファルカオ「イングランドでブレイクしたい」

2015.06.25

現在、コパ・アメリカに出場しているコロンビア代表FWファルカオ [写真]=LatinContent/Getty Images

 モナコに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、24日に発売された『サッカーゲームキング Vol.42 2015年8月号』内のインタビューで、2014-15シーズンにレンタル移籍で加入したマンチェスター・Uでのプレーや、自身のルーツを語った。

 2014年夏、マンチェスター・Uに加入したファルカオにとって、自身初となるプレミアリーグ挑戦となった。しかし、負傷などもあり出場機会は十分確保されず、リーグ戦26試合の出場ながら先発した試合は14試合で4得点と、満足のいかないシーズンを送った。マンチェスター・Uはシーズン終了後に買い取りオプションを行使せず、ファルカオはモナコへの復帰が決まっている。

「安定感を欠いたままだった」と、負傷の影響を不調の理由に挙げたファルカオは、「プロフェッショナリズムを保ち、与えられたチャンスを最大限に生かすしかなかった。僕にとってベストの環境は、やはりレギュラーとして常時、出場できるチームにいること。それを確認できたことは収穫と言えるかな」と、シーズンをポジティブに振り返った。

 今夏にチェルシーへ移籍する可能性も取りざたされているファルカオだが、「以前から『お前はイングランドで勝負すべきだった』と言われてきた。プレミアリーグでプレーするのは僕の夢でもあった。実は、僕の祖父はイギリス生まれで、僕も幼い頃から英語を学び、テレビでイングランドサッカーを見て育ったぐらいだ」と話すと、「今でも『イングランドでブレイクしたい』という気持ちに変わりはない」と続け、イングランドでのプレーを望んでいることを明かしてくれている。

 幼少期にプレミアリーグを見て育ったと話したファルカオだが、これまでプレーした国で印象的だったものについて「ベネズエラだ」と答えると、「5歳でサッカーを始めたんだけど、それは父のラダメル(注:同じファーストネーム)がベネズエラのクラブでプレーしていた影響によるものなんだ。ベネズエラは今の僕のルーツがある国とも言えるのさ」と、サッカーを始めたきっかけを話す。

 しかし一方で、「当時の僕はサッカーだけではなく、ベースボールに熱中していたんだ。それはもう、打撃も守備も名手だったよ(笑)。でもある日、父が『コロンビアに帰ろう。それが家族にとって最適な選択肢だ』と決断した。それで野球をやめ、サッカー一筋になった」と、野球少年だった過去を明かしている。

 本誌内では現在参加しているコパ・アメリカやロシア・ワールドカップについて、そして意外(?)なテレビゲームへの愛を語っている。

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